オンワードオレゴン（1985年生、母ヒマワリ）

Onward Oregon

1985.06.03

オンワードオレゴン（1985年6月3日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のハードツービート（当時16歳）と交配したヒマワリが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（株）オンワード牧場。戦績は、中央平地11戦1勝、中央障害3戦0勝2着1回。主な勝ち鞍は1988年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

松山吉三郎厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1988年）

1月10日、デビュー戦は中舘英二騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（中山芝1600m 外回り 晴/良）に出走。馬体重は454kg。14頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では決め手が足りず8着に敗れた。

1月24日、中1週で迎えた2戦目は、4歳新馬（中山芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中舘英二騎手（1戦0勝）。13頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

2月14日、中2週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で中舘英二騎手（2戦0勝）。15頭立ての8番人気で14番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、ミドルペースで一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では余力が残っておらず11着に敗れた。

3月20日、中4週で迎えた4戦目は、蓑田早人騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中京芝2000m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚色が鈍り10着に敗れた。

4月17日、中3週で迎えた5戦目は、寺島祐治騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京ダート1700m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。11頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではいい脚を見せられず9着に終わった。

5月8日、中2週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（東京芝1600m 晴/重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で寺島祐治騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びを欠き4着に終わった。

5月28日、中2週で迎えた7戦目は、竹原啓二騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京芝1800m 小雨/良）に出走。18頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線ではパワフルな末脚を繰り出し、4着に入り込んだ。

6月18日、中2週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（福島芝1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で竹原啓二騎手（1戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では目の覚めるような末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のシンボリビアスカを半馬身振り切って待望の初勝利を挙げた。

7月23日、中4週で迎えた9戦目は、4歳以上400万下（福島芝1800m 小雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で竹原啓二騎手（2戦1勝）。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に敗れた。

11月26日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた10戦目は、4歳以上400万下の犬山特別（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で竹原啓二騎手（3戦1勝）。16頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は脚が止まってしまい15着に終わった。

12月10日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上400万下の揖斐川特別（中京芝2500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で竹原啓二騎手（4戦1勝）。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では見所を作れず9着に終わった。

4歳（1989年）

4月22日、約4か月半の休養明けで迎えた12戦目は、大江原隆騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったプリンスランサーから6馬身差の2着となった。

5月13日、中2週で迎えた13戦目は、障害5歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3100m 曇）に出走。鞍上は2戦連続で大江原隆騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月2日、中6週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた14戦目は、障害4歳以上未勝利（新潟障害芝2800m 外→内 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で大江原隆騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。7着に敗れた。