ウメノフリート（1982年生、母ソーシーボンネツト）

ウメノフリート（1982年4月12日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のフリートウイング（当時16歳）と交配したソーシーボンネツトが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）北洋牧場。戦績は、中央平地34戦3勝2着4回。1986年の新潟記念(ハンデG3)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

1歳（1984年）

7月21日、10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったイカリハイグレイドから約10馬身差の2着となった。

8月4日、8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月2日、12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のマルブツグリーンに1馬身半の差をつけてトップでゴールを走り抜けた。

12月16日、13頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。3着に入った。

2歳（1985年）

1月5日、8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。8着に敗れた。

2月10日、12頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。12着に終わった。

3月10日、13頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。9着に終わった。

3月30日、11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。最後は、2着のシュンミサキをハナ差制して勝利を掴んだ。

5月18日、9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。競走中止となった。

6月9日、13頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。11着に終わった。

7月13日、18頭立ての15番人気で3番ゲートからスタート。9着に終わった。

7月28日、14頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。

9月7日、12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。11着に終わった。

10月27日、10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。

11月17日、11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。8着に敗れた。

12月21日、16頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。15着に終わった。

4歳（1986年）

4月19日、5歳以上900万下（東京芝1600m 小雨/重）に出走。鞍上は横田吉光騎手。12頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は減速してしまい11着に終わった。

5月10日、牝馬限定の5歳以上900万下（東京芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で横田吉光騎手。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走し、4着を確保した。

5月25日、ハンデ戦で5歳以上900万下の日吉特別（東京芝1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で横田吉光騎手。11頭立ての9番人気で大外11番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、馬場の外目を回って3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚勢が衰えて10着に終わった。

6月15日、5歳以上900万下の尾瀬特別（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で横田吉光騎手。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線ではいいところがなく9着に敗れた。

6月29日、ハンデ戦で5歳以上900万下の猪苗代特別（福島芝2000m 雨/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で横田吉光騎手。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。端をきり、若干緩いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では堅調な伸びを見せたが、ルオースポートに3/4馬身交わされて2着となった。

7月20日、4歳以上400万下の越路特別（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で横田吉光騎手。6頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。主導権を奪い、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の粘り腰で末脚を持続させて、最後は2着のヘイアンダッシュに2馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

7月27日、ハンデ戦で4歳以上900万下の新潟日報賞（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で横田吉光騎手。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はエイシンコメットと並んで2着同着となった。

8月24日、ハンデG3の新潟記念（新潟芝2000m 外回り晴/良）に49kgの軽斤量で出走。鞍上は8戦連続で横田吉光騎手。13頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の強靭な心肺能力でしぶとく走り抜いたが、ブラックスキーに半馬身交わされて2着となった。

9月13日、ハンデ戦で4歳以上900万下の浦安特別（中山芝1600m 外回り曇/稍重）に出走。鞍上は嶋田功騎手。13頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では余力が残っておらず13着に敗れた。

9月28日、ハンデ戦で4歳以上900万下の福島中央テレビ杯（福島芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は横田吉光騎手。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず6着に敗れた。

10月26日、ハンデ戦で4歳以上900万下の河北新報杯（福島芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は成島正規騎手。14頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は脚色が悪くなり13着に敗れた。

11月16日、ハンデG3の福島記念（福島芝2000m 曇/稍重）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で成島正規騎手。14頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい11着に終わった。

12月7日、4歳以上900万下（中山芝2200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は小迫次男騎手。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず10着に終わった。

12月20日、4歳以上900万下（中山ダート2500m 晴/稍重）に出走。鞍上は横田吉光騎手。17頭立ての16番人気で大外17番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず15着に終わった。

5歳（1987年）

4月18日、5歳以上900万下（中山芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は中島敏文騎手。14頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず11着に終わった。

5月3日、牝馬限定の5歳以上900万下（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は嶋田功騎手。18頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では決め手が足りず8着に終わった。

5月23日、ハンデ戦で5歳以上900万下の秋川特別（東京芝2000m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で嶋田功騎手。14頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が衰えて13着に終わった。

6月20日、ハンデ戦で5歳以上900万下の尾瀬特別（福島芝1800m 雨/不良）に出走。鞍上は横田吉光騎手。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、ミドルペースでレースを引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に敗れた。