アンゼリカ（2002年生、母マーガレットママ）

Angelica

2002.04.21

アンゼリカ（2002年4月21日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は青毛。種牡馬のスペシャルウィーク（当時7歳）と交配したマーガレットママが14歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は平山牧場。戦績は、地方13戦9勝2着2回。主な勝ち鞍は2007年の4歳以上C7二。

経歴

デビュー前

清水正人厩舎（園田）へ入厩。

4歳（2006年）

4月4日、デビュー戦は下原理騎手を鞍上に据えて、4歳以上D8四（園田ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は471kg。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のハートランドロックに7馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

5月1日、中3週で迎えた2戦目は、4歳以上D6三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で下原理騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のゲイリーアイリスに約10馬身の大差をつけて2勝目をマークした。

5月23日、中2週で迎えた3戦目は、4歳以上D6三（園田ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で下原理騎手（2戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のレーヴドアクトレスに8馬身の差をつけて負け無しの3連勝を決めた。

6月6日、中1週で迎えた4戦目は、4歳以上D6一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で下原理騎手（3戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のインペリアルバイオに2馬身半の差をつけて負け知らずの4連勝を決めた。

7月5日、中3週で迎えた5戦目は、4歳以上D4三（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で下原理騎手（4戦4勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のインペリアルバイオに3馬身の差をつけて土付かずの5連勝を決めた。

11月3日、約4か月の休み明けで迎えた6戦目は、3歳以上D4二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で下原理騎手（5戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のミスビラカを半馬身振り切って無傷の6連勝を決めた。

12月5日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた7戦目は、3歳以上D3二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で下原理騎手（6戦6勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が悪くなり8着に敗れた。

5歳（2007年）

1月11日、中4週で迎えた8戦目は、4歳以上D2三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で下原理騎手（7戦6勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るベニノウェルダムを上がり0位の末脚で3/4馬身差し切って7勝目を手にした。

2月7日、中3週で迎えた9戦目は、4歳以上D1一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で下原理騎手（8戦7勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のヒカルファンタジーをクビ差振り切って制した。

3月29日、中6週で迎えた10戦目は、渡瀬和幸騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C7二（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のマームリップスをクビ差振り切って9勝目を手中に収めた。

4月26日、中3週で迎えた11戦目は、4歳以上C6二（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は下原理騎手（9戦8勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したオリエンタルバレーを捕まえ切れず、4馬身差の2着に敗北した。

5月15日、中2週で迎えた12戦目は、4歳以上C4二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で下原理騎手（10戦8勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、カミカゼロニーに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

6歳（2008年）

2月12日、約9か月の休み明けで馬体重を前走から35kg増やして迎えた13戦目は、武藤隆一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C7三（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では目立つような脚を使えず10着に敗れた。