ロンドンストライプ（2017年生、母バラシング）

ロンドンストライプ（2017年3月25日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「イギリスで定番のシャツの柄。母系より連想」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のザサンデーフサイチ（当時13歳）と交配したバラシングが18歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者はモトスファーム。主な勝ち鞍は2021年のアクアマリン特別(一般C2一)。

経歴

デビュー前

サラブレッドクラブライオンにて総額600万円（1.5万×400口）で一口馬主が募集された。

岩戸孝樹厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2019年）

12月21日、デビュー戦は丹内祐次騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝2000m 曇/良）に出走。馬体重は468kg。16頭立ての16番人気で3番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい11着に終わった。

3歳（2020年）

4月12日、約4か月の休養明けで迎えた2戦目は、国分優作騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝2600m 晴/良）に出走。15頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを9番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

5月3日、中2週で迎えた3戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝2600m 晴/良）に出走。16頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず9着に終わった。

5月24日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（東京芝2400m 晴/良）に出走。鞍上は丹内祐次騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず10着に終わった。

6月21日、中3週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（函館芝2600m 晴/良）に出走。鞍上は勝浦正樹騎手（1戦0勝）。15頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線では決め手が足りず11着に終わった。

8月22日、中8週で迎えた6戦目は、丸田恭介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝2400m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての17番人気で5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、17番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを12番手で通過。直線では今一つ伸び切れず7着に終わった。

11月17日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から10kg増やして迎えた7戦目は、藤田弘治騎手を鞍上に迎えて、一般C2十五（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るサクヤコノハナを次元の違う末脚で交わし去り、最後は9馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

4歳（2021年）

3月16日、約4か月の休養明けで馬体重を前走からさらに16kg増やして迎えた8戦目は、アクアマリン特別（金沢ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で藤田弘治騎手（1戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のドルフィンマークに3馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

4月6日、中2週で迎えた9戦目は、一般C1四（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で藤田弘治騎手（2戦2勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では弾けるような伸び脚で追い上げたが、抜け出したベストユエンモンにアタマ差届かず2着に甘んじた。