コスモチェリッシュ（2012年生、母ゴールデンチェリー）

コスモチェリッシュ（2012年3月20日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋大事にする」。毛色は鹿毛。種牡馬のファスリエフ（当時15歳）と交配したゴールデンチェリーが19歳のときに産んだ10番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は厚賀古川牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方4戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2015年の3歳C2三。

経歴

デビュー前

1歳のとき、厚賀古川牧場から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、コスモヴューファームによって157.5万円で落札された。

高橋祥泰厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2015年）

1月17日、デビュー戦は木幡初広騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1200m 晴/重）に出走。馬体重は450kg。14頭立ての2番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では余力が残っておらず11着に敗れた。

2月28日、中5週で迎えた2戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では鋭い脚を使えず9着に終わった。

4月27日、中7週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた3戦目は、斎藤雄一騎手を鞍上に迎えて、3歳C2三（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきり、で一団を牽引。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のリンクスルヴァンに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

5月24日、中3週で迎えた4戦目は、関本淳騎手を鞍上に迎えて、3歳C2二（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、馬群に飲まれ4着に沈んだ。

6月6日、中1週で迎えた5戦目は、3歳戦の秋田場外開設記念秋田竿灯賞（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で関本淳騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと伸びが足りず、3着に終わった。

6月20日、中1週で迎えた6戦目は、3歳戦のグランドクルー賞（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で関本淳騎手（2戦0勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では迫力のある伸び脚で猛追したが、勝ったクラウンエンジェルに詰め切れず、4馬身差の2着となった。