サベージラヴ（2021年生、母ピンクドッグウッド）

サベージラヴ（2021年1月30日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「やばい+愛」。毛色は栗毛。種牡馬のマジェスティックウォリアー（当時16歳）と交配したピンクドッグウッドが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者はグランド牧場。主な勝ち鞍は2024年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

伊藤圭三厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2024年）

1月14日、デビュー戦は横山武史騎手を鞍上に据えて、牝馬限定3歳戦のメイクデビュー中山（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。馬体重は444kg。16頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい12着に敗れた。

3月3日、中6週で迎えた2戦目は、小林勝太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。16頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず9着に終わった。

5月26日、約3か月の間隔を開けて迎えた3戦目は、3歳未勝利（東京ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林勝太騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で4番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、平均的なペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず8着に終わった。

7月21日、中7週で迎えた4戦目は、石神深道騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1150m 晴/良）に出走。16頭立ての7番人気で14番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが鈍く8着に敗れた。

8月25日、中4週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は小林勝太騎手（2戦0勝）。12頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、やや緩いペースで馬群を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では圧倒的な末脚を爆発させて突き抜け、最後は2着のスマートスコープに6馬身の差をつけて未勝利戦を制した。

9月7日、中1週で迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林勝太騎手（3戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、やや速いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうひと伸びが足りず、5着に終わった。

10月6日、中3週で迎えた7戦目は、3歳以上1勝クラス（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で小林勝太騎手（4戦1勝）。15頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚色が悪くなり9着に敗れた。

4歳（2025年）

2月2日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた8戦目は、石田拓郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（小倉ダート1000m 曇/不良）に出走。14頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では末脚を伸ばせず14着に敗れた。