ユウミロク（1983年生、母リユウアコンバツト）

ユウミロク（1983年3月26日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のカツラノハイセイコ（当時7歳）と交配したリユウアコンバツトが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は青森県、生産者は（有）三浦牧場。戦績は、中央平地42戦3勝2着4回。1986年のオークス（優駿牝馬）(牝G1)で2着に入った他、1987年のカブトヤマ記念(ハンデG3)に勝利するなどの活躍をした。

経歴

1歳（1985年）

6月9日、7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月22日、6頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったダイナサンローランから1馬身半差の2着となった。

8月18日、6頭立ての2番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったシバミラーから1馬身3/4差の2着に敗れた。

8月31日、7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のシマノスターリーに3馬身の差をつけて勝利を収めた。

9月21日、9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月19日、16頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。5着に終わった。

11月23日、8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月8日、11頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。

3歳（1986年）

1月6日、牝馬限定3歳オープンのKBS京都紅梅賞（京都芝1200m 晴/重）に出走。鞍上は音無秀孝騎手。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず9着に終わった。

1月15日、4歳400万下の呉竹賞（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で音無秀孝騎手。7頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず5着に終わった。

2月22日、4歳400万下の4歳抽せん馬特別（阪神芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で音無秀孝騎手。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の忍耐力ででしぶとく走り抜いたが、勝ったワンモアジョイに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

3月9日、牝馬限定3歳オープンのチューリップ賞（阪神芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で音無秀孝騎手。15頭立ての15番人気で大外15番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では閃光のような末脚を発揮し、3着に入り込んだ。

4月6日、牝馬限定3歳G1の桜花賞（阪神芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で音無秀孝騎手。22頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では決め手に欠いて12着に敗れた。

4月20日、4歳400万下のたちばな賞（京都芝2000m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で音無秀孝騎手。15頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線では自慢の末脚を爆発させて先頭に立ち、最後は2着のアラオスイセイをクビ差振り切ってトップでゴールに入った。

5月18日、牝馬限定3歳G1のオークス（優駿牝馬）（東京芝2400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で音無秀孝騎手。22頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら11番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったメジロラモーヌに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

8月17日、ハンデG3の函館記念（函館芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は村本善之騎手。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では決め手に欠いて9着に敗れた。

9月7日、UHB杯（函館芝1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で村本善之騎手。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを6番手で通過。直線では強靭な末脚を発揮し、3着に入り込んだ。

10月12日、牝馬限定3歳G2のローズステークス（京都芝2000m 外回り曇/良）に出走。鞍上は音無秀孝騎手。13頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず5着に敗れた。

11月2日、牝馬限定3歳G1のエリザベス女王杯（京都芝2400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で音無秀孝騎手。19頭立ての11番人気で16番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、17番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを11番手で通過。直線では末脚が冴えず10着に終わった。

4歳（1987年）

3月29日、コーラルステークス（阪神芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で音無秀孝騎手。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では決め手に欠いて8着に終わった。

4月11日、ハンデ戦でオープンの大阪城ステークス（阪神芝2500m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で音無秀孝騎手。13頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く7着に敗れた。

5月17日、ハンデG3の京阪杯（京都芝2000m 雨/不良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で音無秀孝騎手。16頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず15着に敗れた。

6月28日、ハンデG3の金鯱賞（中京芝1800m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は6戦連続で音無秀孝騎手。16頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではいい脚を見せられず12着に終わった。

8月23日、ハンデG3の函館記念（函館芝2000m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は松本達也騎手。14頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では伸びあぐねて8着に終わった。

9月13日、UHB杯（函館芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松本達也騎手。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず5着に終わった。

10月11日、福島民報杯（福島芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は音無秀孝騎手。7頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位争いには加われず5着に終わった。

10月25日、ハンデG3のカブトヤマ記念（福島芝1800m 曇/重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で音無秀孝騎手。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では一歩一歩着実に終いの脚を伸ばして、最後は2着のキョウワシンザンを半馬身振り切って勝利を決めた。

11月22日、ハンデG3の福島記念（福島芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で音無秀孝騎手。13頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く9着に終わった。

12月27日、牝馬限定のハンデG3のサンケイスポーツ杯阪神牝馬特別（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で音無秀孝騎手。16頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では決め手が足りず8着に終わった。

5歳（1988年）

1月24日、G2の日経新春杯（京都芝2200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で音無秀孝騎手。12頭立ての11番人気で大外12番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら9番手で通過。直線では末脚を伸ばせず10着に終わった。

2月21日、ハンデG3の小倉大賞典（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で音無秀孝騎手。16頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では上がり4位の末脚を見せたが上位には届かず7着に終わった。

3月20日、ハンデG3の中京記念（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で音無秀孝騎手。15頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり11着に終わった。

4月24日、谷川岳ステークス（新潟芝1600m 外回り曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で音無秀孝騎手。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではいい脚を見せられず10着に終わった。

5月15日、ハンデG3の新潟大賞典（新潟芝2200m 外回り曇/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で音無秀孝騎手。11頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く8着に終わった。

6月26日、ハンデG3の金鯱賞（中京芝1800m 曇/重）に出走。鞍上は10戦連続で音無秀孝騎手。13頭立ての13番人気で大外13番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には食い込めず5着に終わった。

7月10日、G2の高松宮杯（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で音無秀孝騎手。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に終わった。

10月9日、福島民報杯（福島芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は横山雄一騎手。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら6番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

10月23日、ハンデG3のカブトヤマ記念（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山雄一騎手。12頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には割り込めず5着に終わった。

11月20日、ハンデG3の福島記念（福島芝2000m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で横山雄一騎手。14頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸び、4着を確保した。

12月25日、牝馬限定のハンデG3のサンケイスポーツ杯阪神牝馬特別（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で横山雄一騎手。15頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを12番手で通過。直線では末脚が振るわず15着に終わった。

6歳（1989年）

1月29日、関門橋ステークス（小倉芝2000m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で横山雄一騎手。14頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい6着に終わった。

2月19日、ハンデG3の小倉大賞典（小倉芝1800m 曇/重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は6戦連続で横山雄一騎手。16頭立ての15番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位争いには加われず10着に終わった。