アイパラミッタ（1989年生、母ブラツトシヤープ）

アイパラミッタ（1989年6月21日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のロードザキヤノンズ（当時9歳）と交配したブラツトシヤープが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）大西ステイブル。戦績は、中央平地9戦1勝2着1回、地方13戦1勝。主な勝ち鞍は1992年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

増本豊厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1992年）

2月2日、デビュー戦は村本善之騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（京都ダート1800m 晴/重）に出走。馬体重は480kg。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったタケノベルベットに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

2月16日、中1週で迎えた2戦目は、4歳新馬（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村本善之騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線では末脚が振るわず4着に敗れた。

2月22日、連闘で迎えた3戦目は、4歳新馬（京都ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で村本善之騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず5着に敗れた。

9月6日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から26kg増やして迎えた4戦目は、小原義之騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（函館ダート1700m 曇/不良）に出走。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

9月19日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（函館ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小原義之騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では猛烈な末脚を炸裂させてすんなりと抜け出し、最後は2着のグンザングリーンに3馬身半の差をつけて未勝利戦を制した。

9月27日、連闘で迎えた6戦目は、4歳以上500万下の十和田湖特別（函館芝1800m 晴/重）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で小原義之騎手（2戦1勝）。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず8着に終わった。

10月24日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた7戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都ダート1800m 雨/稍重）に出走。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

11月14日、中2週で迎えた8戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で武豊騎手（1戦0勝）。13頭立ての4番人気で大外13番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを9番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

11月28日、中1週で迎えた9戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で武豊騎手（2戦0勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいいところがなく5着に敗れた。

5歳（1994年）

5月2日、約17か月半の休み明けで迎えた10戦目は、下窪道盛騎手を鞍上に迎えて、C1ハ（中京(地)ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。9着に終わった。

5月12日、中0週で迎えた11戦目は、C1ホ（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で下窪道盛騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月1日、中2週で迎えた12戦目は、安部幸夫騎手を鞍上に迎えて、C1ニ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。

6月15日、中1週で迎えた13戦目は、C1ニ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安部幸夫騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のノーブルサンダーに3馬身の差をつけて久々に美酒を浴びた。

7月5日、中2週で迎えた14戦目は、露草特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で安部幸夫騎手（2戦1勝）。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。3着を確保した。

6歳（1995年）

1月5日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた15戦目は、平田貴裕騎手を鞍上に迎えて、C1ニ（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。12頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。12着に終わった。

2月2日、中3週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた16戦目は、C1ニ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で平田貴裕騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。7着に敗れた。

2月17日、中1週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた17戦目は、一般C1ホ（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で平田貴裕騎手（2戦0勝）。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。8着に敗れた。

3月3日、中1週で迎えた18戦目は、一般C1ヘ（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は安部幸夫騎手（3戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

3月21日、中2週で迎えた19戦目は、一般C1ホ（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安部幸夫騎手（4戦1勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。9着に敗れた。

3月29日、連闘で迎えた20戦目は、一般C1ホ（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は平田貴裕騎手（3戦0勝）。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。7着に敗れた。

4月21日、中2週で迎えた21戦目は、一般C2ニ（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で平田貴裕騎手（4戦0勝）。11頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。11着に終わった。

5月6日、中1週で馬体重を前走から18kg減らして迎えた22戦目は、一般C2ヘ（中京(地)ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で平田貴裕騎手（5戦0勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。