テイエムイナバコ（2004年生、母テイエムミネルバ）

テイエムイナバコ（2004年3月15日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋稲箱」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のテイエムオペラオー（当時8歳）と交配したテイエムミネルバが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は鹿児島県、生産者は日高テイエム牧場（株）。戦績は、中央平地4戦1勝、地方11戦0勝。主な勝ち鞍は2006年の2歳未勝利。

経歴

デビュー前

新川恵厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2006年）

7月30日、デビュー戦は高井彰大騎手を鞍上に据えて、2歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は412kg。16頭立ての7番人気で15番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では圧倒的な末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のキリシマスピードに1馬身3/4の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

8月26日、中3週で迎えた2戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのひまわり賞（小倉芝1200m 曇/良）に出走。14頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚が冴えず9着に敗れた。

9月17日、中2週で迎えた3戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンの野路菊ステークス（中京芝1800m 曇/良）に出走。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では目立つような脚を使えず6着に終わった。

10月7日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた4戦目は、牝馬限定2歳500万下のりんどう賞（京都芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は小牧太騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい10着に終わった。

3歳（2007年）

2月6日、約4か月の休養明けで迎えた5戦目は、西村栄喜騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のたんぽぽ賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。10着に敗れた。

4月17日、中9週で馬体重を前走から25kg増やして迎えた6戦目は、田中純騎手を鞍上に迎えて、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5月3日、中1週で迎えた7戦目は、宮平鷹志騎手を鞍上に迎えて、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

5月22日、中2週で迎えた8戦目は、牝馬限定3歳戦の荒尾クイーン特別（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮平鷹志騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

6月5日、中1週で迎えた9戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で宮平鷹志騎手（2戦0勝）。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

6月20日、中1週で迎えた10戦目は、林陽介騎手を鞍上に迎えて、一般C3（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。7頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

7月4日、中1週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた11戦目は、一般C3（荒尾ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で林陽介騎手（1戦0勝）。7頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

7月17日、中1週で迎えた12戦目は、3歳オープンの荒尾商工会議所杯（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で林陽介騎手（2戦0勝）。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。7着に終わった。

7月24日、連闘で迎えた13戦目は、村島俊策騎手を鞍上に迎えて、えびの特別（荒尾ダート1400m 晴/良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

8月12日、中2週で迎えた14戦目は、3歳地方重賞の荒炎賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は林陽介騎手（3戦0勝）。11頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。10着に終わった。

9月26日、中5週で迎えた15戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で林陽介騎手（4戦0勝）。7頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。