ミスターグレイト（1986年生、母ヒロノカレッジ）

経歴

デビュー前

星川薫厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1989年）

1月28日、デビュー戦は上籠勝仁騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（京都ダート1800m 晴/重）に出走。馬体重は494kg。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に終わった。

9月17日、約7か月半の休養明けで迎えた2戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で上籠勝仁騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では息の長い末脚を繰り出し、4着に入り込んだ。

10月1日、中1週で迎えた3戦目は、本田優騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では圧巻の末脚を発揮したが、3着に終わった。

10月22日、中2週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は上籠勝仁騎手（2戦0勝）。14頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では末脚が冴えず最後はネイティブチグサと並んで8着同着となった。

10月28日、連闘で迎えた5戦目は、4歳未勝利（福島芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で上籠勝仁騎手（3戦0勝）。14頭立ての9番人気で大外14番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが鈍く10着に終わった。

11月18日、中2週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（福島ダート1700m 晴/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で上籠勝仁騎手（4戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では末脚が続かず、3着に終わった。

12月3日、中1週で迎えた7戦目は、4歳以上400万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で上籠勝仁騎手（5戦0勝）。16頭立ての9番人気で15番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ伸び切れず8着に終わった。

4歳（1990年）

4月23日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた8戦目は、関本秀幸騎手を鞍上に迎えて、一般D1ハ（上山ダート1300m 曇/重）に出走。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のアウトランモアに7馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

5月2日、連闘で馬体重を前走から8kg絞って迎えた9戦目は、一般C3ニ（上山ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で関本秀幸騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のイーブルザンボに4馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

5月28日、中3週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた10戦目は、一般C3（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で関本秀幸騎手（2戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のツルマイアラシをクビ差制して3勝目を獲得した。

6月10日、中1週で迎えた11戦目は、一般C3イ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で関本秀幸騎手（3戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のトウホーナインに3馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

6月25日、中1週で迎えた12戦目は、一般C2ハ（上山ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で関本秀幸騎手（4戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のミスターシルキーに約14馬身の大差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

7月22日、中3週で迎えた13戦目は、一般C2イ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で関本秀幸騎手（5戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のイズミテイオーに5馬身の差をつけて獅子奮迅の6連勝を決めた。