スイートケベック（2005年生、母ピースフルロッジ）

スイートケベック（2005年2月14日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋カナダの世界遺産より」。毛色は鹿毛。種牡馬のシンボリクリスエス（当時6歳）と交配したピースフルロッジが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者はシンボリ牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方4戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は2008年の一般C2十一。

経歴

デビュー前

池上昌弘厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2008年）

3月8日、デビュー戦は柴山雄一騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は464kg。16頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい8着に終わった。

9月28日、約7か月の休養明けで迎えた2戦目は、土谷智紀騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての16番人気で11番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい13着に終わった。

11月1日、中4週で迎えた3戦目は、陶文峰騎手を鞍上に迎えて、一般C2十二（水沢ダート1300m 晴/重）に出走。9頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のウインライトアップをアタマ差振り切って初勝利を挙げた。

11月17日、中1週で迎えた4戦目は、菅原勲騎手を鞍上に迎えて、一般C2五（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したジューシージーンを捕まえ切れず、1馬身差の2着に敗北した。

12月6日、中2週で迎えた5戦目は、小林俊彦騎手を鞍上に迎えて、一般C2六（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ジョッキーポルカにハナ差交わされて2着に甘んじた。

12月15日、連闘で迎えた6戦目は、一般C2十一（水沢ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は菅原勲騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のトウカイボルテージに1馬身半の差をつけて2勝目を奪取した。