ジューシージーン（2005年生、母Miss Queen）

Juicy Gene

2005.03.15

ジューシージーン（2005年3月15日）は、イギリスで生まれ、日本で調教された競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「活力のある旬な遺伝子」。毛色は鹿毛。種牡馬のHigh Chaparral（当時6歳）と交配したMiss Queenが12歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地6戦0勝、地方2戦2勝。主な勝ち鞍は2008年の一般C2五。

経歴

デビュー前

鹿戸雄一厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2008年）

9月27日、デビュー戦は水出大介騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は482kg。16頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では決め手に欠いて6着に終わった。

11月1日、中4週で馬体重を前走から15kg減らして迎えた2戦目は、小林俊彦騎手を鞍上に迎えて、一般C2十一（水沢ダート1300m 晴/重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のグラスバラードを半馬身振り切って初勝利を挙げた。

11月17日、中1週で迎えた3戦目は、一般C2五（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林俊彦騎手（1戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のスイートケベックに1馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

12月27日、中5週で迎えた4戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての5番人気で大外16番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には割り込めず10着に敗れた。

4歳（2009年）

2月1日、中4週で迎えた5戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京芝1800m 晴/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり4位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず12着に終わった。

4月25日、約3か月の間隔を開けて迎えた6戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の伏拝特別（福島芝1200m 雨/不良）に出走。16頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

5月17日、中2週で迎えた7戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の湯沢特別（新潟芝1200m 雨/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず11着に敗れた。

6月20日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた8戦目は、3歳以上500万下の利尻特別（札幌芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は横山典弘騎手（1戦0勝）。14頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では速い脚を使えず10着に終わった。