コトノサンショ（2020年生、母フィッシュザビート）

経歴

デビュー前

1歳のとき、織笠時男から「八戸市場サラブレッド1歳」に上場され、グランデファームによって165万円で落札された。2歳のとき、グランデファームから「北海道トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場され、加藤興一によって561万円で落札された。

石栗龍彦厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2022年）

8月20日、デビュー戦は武士沢友治騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1200m 雨/稍重）に出走。馬体重は464kg。17頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はタレてしまい14着に終わった。

9月11日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で武士沢友治騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。最後はタレてしまい16着に終わった。

9月18日、連闘で迎えた3戦目は、2歳未勝利（中山ダート1200m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で武士沢友治騎手（2戦0勝）。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず6着に終わった。

11月20日、中8週で迎えた4戦目は、小沢大仁騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（福島ダート1150m 曇/良）に出走。16頭立ての16番人気で15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では切れる脚を使えず14着に終わった。

12月17日、中3週で迎えた5戦目は、2歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は武士沢友治騎手（3戦0勝）。16頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では末脚にキレが無く13着に終わった。

3歳（2023年）

2月25日、中9週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた6戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で武士沢友治騎手（4戦0勝）。16頭立ての16番人気で10番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に終わった。

3月26日、中3週で迎えた7戦目は、水沼元輝騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1200m 雨/不良）に53kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、5着を確保した。

4月15日、中2週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（福島ダート1150m 小雨/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で水沼元輝騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びあぐねて6着に終わった。

5月13日、中3週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（東京ダート1300m 雨/稍重）に出走。鞍上は武士沢友治騎手（5戦0勝）。16頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚にキレが無く10着に終わった。

7月16日、中8週で迎えた10戦目は、3歳未勝利（福島ダート1150m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で武士沢友治騎手（6戦0勝）。16頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天資の闘争心でゴールまで力戦し、4着を確保した。

8月13日、中3週で迎えた11戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は水沼元輝騎手（2戦0勝）。15頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、若干遅いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚が止まってしまい14着に終わった。

10月11日、中7週で迎えた12戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の切通賞（川崎ダート900m 晴/重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では印象的な伸び脚で追い上げたが、勝ったオダマキに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

11月9日、中3週で迎えた13戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のプファイル賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。敢然と端をきり、若干速いペースで一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが続かず、3着に終わった。

12月11日、中4週で迎えた14戦目は、冬雷賞（川崎ダート900m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立ち、少し速いペースで一団を先導。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしっかりと末脚を伸ばして、最後は2着のリオシャンパーニュを半馬身振り切って待望の初勝利を挙げた。

4歳（2024年）

1月2日、中2週で迎えた15戦目は、独楽回し賞（川崎ダート900m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で矢野貴之騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナを奪い、平均的なペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚色がやや鈍り、3着に終わった。

1月30日、中3週で迎えた16戦目は、初雷賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で矢野貴之騎手（3戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、少し遅いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は力尽きて6着に敗れた。

3月12日、中5週で迎えた17戦目は、天雷賞（川崎ダート900m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で矢野貴之騎手（4戦1勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではビュッとキレる脚で猛進したが、伸びてきたキタノトパーズ決め手に屈してクビ差の2着に惜敗した。

4月1日、中2週で迎えた18戦目は、界雷賞（川崎ダート900m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で矢野貴之騎手（5戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではぐいぐいと終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のトゥーリナライトを3/4馬身振り切ってファンの高評価に応えた。

5月6日、中4週で迎えた19戦目は、雷響賞（川崎ダート900m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で矢野貴之騎手（6戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと伸びが足りず、3着に終わった。

6月12日、中4週で迎えた20戦目は、颯爽賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で矢野貴之騎手（7戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚に勢いがなく9着に敗れた。

7月5日、中2週で迎えた21戦目は、稲妻賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で矢野貴之騎手（8戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい6着に敗れた。

7月24日、中2週で迎えた22戦目は、佐野遥久騎手を鞍上に迎えて、雷光賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では僅かずつ前との差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のノボインパクトをハナ差振り切って勝利を手中に収めた。

8月7日、中1週で迎えた23戦目は、赤岡修次騎手を鞍上に迎えて、紅蓮賞（川崎ダート900m 曇/良）に出走。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では速い脚を使えず7着に終わった。

9月3日、中3週で迎えた24戦目は、加藤雄真騎手を鞍上に迎えて、剛勇賞（川崎ダート900m 曇/重）に出走。12頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では伸びあぐねて5着に終わった。