モノクローム（2009年生、母ユアカラー）

モノクローム（2009年2月28日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のマイネルラヴ（当時14歳）と交配したユアカラーが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）カタオカステーブル。戦績は、地方42戦14勝2着4回。主な勝ち鞍は2015年のリボン余市白ぶどうソーダ特別(一般C12 C21)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、カタオカステーブルから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

原孝明厩舎（北海道）へ入厩。

3歳（2012年）

10月24日、デビュー戦は坂下秀樹騎手を鞍上に据えて、3歳以上C4-8（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。馬体重は460kg。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では自慢の末脚を爆発させて先頭に立ち、最後は2着のキャッスルルナに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

11月7日、中1週で迎えた2戦目は、3歳以上C4-8（門別ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で坂下秀樹騎手（1戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線に入ると、前で粘るキューティランチを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて断トツ人気に応えた。

4歳（2013年）

5月3日、約6か月の休養明けで迎えた3戦目は、一般C4-5（門別ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で坂下秀樹騎手（2戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るドラゴンハンターを次元の違う末脚で3/4馬身差し切って負け無しの3連勝を決めた。

6月18日、中6週で迎えた4戦目は、宮崎光行騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-5（門別ダート1700m 曇/重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るユウジロウダンディを次元の違う末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて負け知らずの4連勝を決めた。

7月11日、中2週で迎えた5戦目は、3歳以上C4-3（門別ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で宮崎光行騎手（1戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るオリエンタルボーイを凄まじい末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて土付かずの5連勝を決めた。

8月7日、中3週で迎えた6戦目は、ナイター競馬ほのぼの観戦ツアー賞（門別ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で宮崎光行騎手（2戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

8月22日、中1週で迎えた7戦目は、JA平取町びらとり和牛特別（門別ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は坂下秀樹騎手（3戦3勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず5着に敗れた。

9月19日、中3週で迎えた8戦目は、阪野学騎手を鞍上に迎えて、玉簾特別（門別ダート1700m 曇/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったマキハタテフロンに詰め切れず、1馬身差の2着に敗北した。

10月3日、中1週で迎えた9戦目は、松井伸也騎手を鞍上に迎えて、支笏湖紅葉まつり特別（門別ダート1700m 晴/稍重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず5着に敗れた。

10月31日、中3週で迎えた10戦目は、ひろおサンタメール特別（門別ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は阪野学騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では凄まじい末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のニシノコンコルドに2馬身半の差をつけて優勝

11月13日、中1週で迎えた11戦目は、JAひだか東うらかわ和牛賞（門別ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で阪野学騎手（2戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では切れ味のいい末脚を発揮したが、3着に終わった。

5歳（2014年）

6月5日、約7か月の休み明けで迎えた12戦目は、おけと人間ばん馬大会特別（門別ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は宮崎光行騎手（3戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線に入ると、前で粘るローレルグラーネを次元の違う末脚でクビ差だけ差し切って久方ぶりの一戦を制した。

7月1日、中3週で迎えた13戦目は、上川町120年記念特別（門別ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は松井伸也騎手（1戦0勝）。7頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず3着に敗れた。

7月15日、中1週で迎えた14戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、JAバンクちょきんぎょ特別（門別ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では決め手が足りず6着に敗れた。

8月14日、中3週で迎えた15戦目は、サッポロ新極ZERO特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は宮崎光行騎手（4戦3勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず5着に敗れた。

9月11日、中3週で迎えた16戦目は、北海道日高管内商工会連合会特別（門別ダート1700m 晴/不良）に出走。鞍上は松井伸也騎手（2戦0勝）。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線に入ると、前で粘るタイセイゴディスを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて8勝目を手にした。

9月23日、中1週で迎えた17戦目は、AIR-G’MOXY特別（門別ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松井伸也騎手（3戦1勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず4着に敗れた。

10月23日、中3週で迎えた18戦目は、富川軽種馬生産者会特別（門別ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で松井伸也騎手（4戦1勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では長くいい脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

11月5日、中1週で迎えた19戦目は、石川倭騎手を鞍上に迎えて、宗谷の枝幸町「えさっしー」特別（門別ダート1700m 晴/稍重）に出走。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではグイグイと終いの脚を伸ばして先頭に躍り出て、最後は2着のゴールドライトに1馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

6歳（2015年）

5月5日、約6か月の休み明けで迎えた20戦目は、リボン余市白ぶどうソーダ特別（門別ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は松井伸也騎手（5戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では勢いよく末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のゴールドライトを半馬身振り切って休み明けの一戦を制した。

7月17日、中9週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた21戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、ヒマワリ賞（船橋ダート1600m 晴/不良）に出走。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では決め手が足りず10着に敗れた。

8月3日、中1週で迎えた22戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、はちみつ賞（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では鋭い脚を使えず10着に終わった。

8月20日、中1週で迎えた23戦目は、SPAT4プレミアムポイント賞（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず6着に敗れた。

10月4日、中5週で馬体重を前走から24kg増やして迎えた24戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2-6（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るジョニーギターを自慢の末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて断然人気に応えた。

10月17日、中1週で迎えた25戦目は、3歳以上C2-5（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（1戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るキョウエイヒーローを鮮烈な末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて制した。

11月7日、中2週で迎えた26戦目は、菊の香特選（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で山口勲騎手（2戦2勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず5着に敗れた。

11月22日、中1週で迎えた27戦目は、3歳以上C2-3（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で山口勲騎手（3戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るキョウエイヒーローを驚異的な末脚でクビ差だけ差し切って優勝

12月6日、中1週で迎えた28戦目は、カシオペア座特選（佐賀ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で山口勲騎手（4戦3勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

12月23日、中1週で迎えた29戦目は、藤本現暉騎手を鞍上に迎えて、イルミネーション特選（佐賀ダート1750m 雨/不良）に53kgの軽斤量で出走。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

7歳（2016年）

1月10日、中2週で迎えた30戦目は、田中直人騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2-3（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では闘争心が光る走りを見せたが、勝ったホットロードに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

1月23日、中1週で迎えた31戦目は、斎藤雄一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2-3（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では堅実な伸びを見せたが、勝ったパレスヘイローにねじ伏せられて1馬身半差の2着となった。

2月14日、中2週で迎えた32戦目は、オリオン座特選（佐賀ダート1750m 曇/不良）に出走。鞍上は山口勲騎手（5戦3勝）。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では瞬発力に優れた末脚を披露したが、3着に終わった。

3月5日、中2週で迎えた33戦目は、こいぬ座特選（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（6戦3勝）。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい6着に敗れた。

3月27日、中2週で迎えた34戦目は、ふたご座特選（佐賀ダート1750m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は藤本現暉騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではスパッとキレる脚で猛追したが、抜け出したロードスウィープを捕まえ切れず、1馬身差の2着となった。

4月17日、中2週で迎えた35戦目は、おおぐま座特選（佐賀ダート1750m 曇/不良）に出走。鞍上は田中直人騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず6着に敗れた。

5月1日、中1週で迎えた36戦目は、端午特選（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中直人騎手（2戦0勝）。12頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位争いには加われず6着に終わった。

5月14日、中1週で迎えた37戦目は、かに座特選（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田中直人騎手（3戦0勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず4着に終わった。

5月29日、中1週で迎えた38戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、小満特選（佐賀ダート1750m 曇/不良）に出走。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のミッキーバルーンを半馬身振り切って勝利を手に入れた。

6月4日、連闘で迎えた39戦目は、3歳以上C1-5（佐賀ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は山口勲騎手（7戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

6月19日、中1週で迎えた40戦目は、石川慎将騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C1-4（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず6着に終わった。

7月3日、中1週で迎えた41戦目は、七夕賞（佐賀ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で石川慎将騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず4着に敗れた。

7月18日、中1週で迎えた42戦目は、熊本地震復興支援がんばれ九州の馬産地賞（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で石川慎将騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい10着に終わった。