ホットロード（2012年生、母フィクシャス）

ホットロード（2012年5月2日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「熱い道のり」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のエンパイアメーカー（当時12歳）と交配したフィクシャスが13歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は酒井秀紀。戦績は、中央平地5戦0勝、地方36戦11勝2着6回。主な勝ち鞍は2017年の麗春賞(C1-5)。

経歴

デビュー前

加用正厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2014年）

12月27日、デビュー戦は戸崎圭太騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は484kg。13頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ伸び切れず7着に終わった。

3歳（2015年）

2月8日、中5週で迎えた2戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1800m 曇/稍重）に出走。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では見所を作れず10着に終わった。

3月8日、中3週で迎えた3戦目は、川須栄彦騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/不良）に出走。15頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後は脚色が鈍り14着に終わった。

4月18日、中5週で迎えた4戦目は、和田翼騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/稍重）に出走。16頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見せ場なく8着に終わった。

6月6日、中6週で迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で和田翼騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では鋭い脚を使えず11着に終わった。

7月11日、中4週で迎えた6戦目は、田中純騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 曇/重）に出走。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では目を引く伸び脚で追い上げたが、抜け出したテイエムヤゴロドンにハナ差届かず2着となった。

7月26日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中純騎手（1戦0勝）。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では凄まじい末脚を爆発させて、最後は2着のトウショウデルタを半馬身振り切って初勝利を挙げた。

8月9日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田中純騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

8月18日、連闘で迎えた9戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で田中純騎手（3戦1勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では迫力のある伸び脚で追い上げたが、勝ったダンツエイカンに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

9月6日、中2週で迎えた10戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で田中純騎手（4戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい4着に敗れた。

9月19日、中1週で迎えた11戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で田中純騎手（5戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のホームズに2馬身の差をつけて2勝目を手中に収めた。

11月1日、中5週で迎えた12戦目は、3歳以上C2 18（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で田中純騎手（6戦2勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では豪快に末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のアゲハを3/4馬身振り切って制した。

11月21日、中2週で迎えた13戦目は、3歳以上C2-10（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は8戦連続で田中純騎手（7戦3勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のチェルシーダンスに3馬身の差をつけて4勝目を手に入れた。

12月13日、中2週で迎えた14戦目は、3歳以上C2-8（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は9戦連続で田中純騎手（8戦4勝）。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るワンダープレジールを途轍もない末脚でアタマ差だけ差し切って破竹の4連勝を決めた。

12月26日、中1週で迎えた15戦目は、児島真二騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2-5（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では鬼脚を爆発させて先頭に立ち、最後は2着のナンゴクミチカに2馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

4歳（2016年）

1月10日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上C2-3（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は田中純騎手（9戦5勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではぐいぐいと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のモノクロームに2馬身の差をつけて獅子奮迅の6連勝を決めた。

1月31日、中2週で迎えた17戦目は、早緑月特選（佐賀ダート1750m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で田中純騎手（10戦6勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では伸びが続かず、3着に終わった。

2月14日、中1週で迎えた18戦目は、オリオン座特選（佐賀ダート1750m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で田中純騎手（11戦6勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のサダムエルドラドをハナ差振り切って1着ゴールを果たした。

4月3日、中6週で迎えた19戦目は、3歳以上C1-5（佐賀ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で田中純騎手（12戦7勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではビュッとキレる脚で猛追したが、勝ったコウザンゴールドに詰め切れず、7馬身差の2着となった。

4月24日、中2週で迎えた20戦目は、晩春賞（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で田中純騎手（13戦7勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったコウザンゴールドに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

5月8日、中1週で迎えた21戦目は、ホトトギス賞（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で田中純騎手（14戦7勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るゴールドパールを異次元の末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

5月22日、中1週で迎えた22戦目は、雨月賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で田中純騎手（15戦8勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には届かず3着に敗れた。

6月12日、中2週で迎えた23戦目は、ヒバリ賞（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で田中純騎手（16戦8勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

6月26日、中1週で迎えた24戦目は、3歳以上C1-3（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は9戦連続で田中純騎手（17戦8勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったカシノレントに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

7月10日、中1週で迎えた25戦目は、3歳以上C1-3（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は10戦連続で田中純騎手（18戦8勝）。6頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ3着に敗れた。

7月24日、中1週で迎えた26戦目は、3歳以上C1-3（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で田中純騎手（19戦8勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではパワフルな末脚を発揮したが、3着に終わった。

9月4日、中5週で迎えた27戦目は、3歳以上C1-3（佐賀ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で田中純騎手（20戦8勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に敗れた。

9月17日、中1週で迎えた28戦目は、3歳以上C1-3（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で田中純騎手（21戦8勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位争いには加われず8着に敗れた。

10月1日、中1週で迎えた29戦目は、わし座特選（佐賀ダート1750m 曇/不良）に出走。鞍上は14戦連続で田中純騎手（22戦8勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に敗れた。

10月15日、中1週で迎えた30戦目は、3歳以上C2-3（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は15戦連続で田中純騎手（23戦8勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には割り込めず9着に敗れた。

10月30日、中1週で迎えた31戦目は、からあげもり山杯（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は16戦連続で田中純騎手（24戦8勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

11月13日、中1週で迎えた32戦目は、真島正徳騎手を鞍上に迎えて、2016SAGAジョッキーズセレクション（佐賀ダート1750m 曇/不良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸び脚で急追したが、勝ったタイキグランツに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

12月13日、中3週で迎えた33戦目は、竹吉徹騎手を鞍上に迎えて、イルミネーション特選（佐賀ダート1750m 雨/不良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には届かず7着に敗れた。

5歳（2017年）

1月8日、中3週で迎えた34戦目は、おうし座特選（佐賀ダート1750m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で竹吉徹騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい10着に敗れた。

1月22日、中1週で迎えた35戦目は、早緑月特選（佐賀ダート1750m 曇/重）に出走。鞍上は田中純騎手（25戦8勝）。11頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず11着に終わった。

1月29日、連闘で迎えた36戦目は、クロッカス賞（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は竹吉徹騎手（2戦0勝）。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず6着に敗れた。

2月11日、中1週で迎えた37戦目は、4歳以上C2-3（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は田中純騎手（26戦8勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今一つ伸び切れず6着に敗れた。

2月25日、中1週で迎えた38戦目は、4歳以上C2-3（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で田中純騎手（27戦8勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一歩一歩着実に差を詰めて、最後は2着のビヘーヴをハナ差振り切って先頭ゴールを果たした。

3月12日、中1週で迎えた39戦目は、菜の花賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田中純騎手（28戦9勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では強靭な末脚を披露し、3着に入り込んだ。

4月2日、中2週で迎えた40戦目は、春蘭賞（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で田中純騎手（29戦9勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい4着に敗れた。

4月22日、中2週で迎えた41戦目は、麗春賞（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で田中純騎手（30戦9勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のアシャカクールに6馬身の差をつけて勝利数を11に伸ばす