エグザルテーション（2021年生、母ヴィクトリーマーチ）

エグザルテーション（2021年2月26日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「歓喜。母名より連想」。毛色は鹿毛。種牡馬のハービンジャー（当時15歳）と交配したヴィクトリーマーチが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者は追分ファーム。主な勝ち鞍は2024年の一般C17。

経歴

デビュー前

渡辺薫彦厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2024年）

1月14日、デビュー戦は角田大和騎手を鞍上に据えて、3歳戦のメイクデビュー小倉（小倉芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は444kg。14頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず6着に終わった。

1月27日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で角田大和騎手（1戦0勝）。14頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では鋭い脚を使えず9着に終わった。

4月13日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から10kg戻して迎えた3戦目は、河原田菜々騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

6月15日、中8週で迎えた4戦目は、高杉吏麒騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（函館芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚が冴えず9着に終わった。

7月28日、中5週で迎えた5戦目は、菱田裕二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌芝2000m 曇/重）に出走。15頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場なく7着に終わった。

8月24日、中3週で迎えた6戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラスのルスツ特別（札幌芝2600m 晴/良）に出走。14頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では鋭い脚を使えず12着に終わった。

10月8日、中5週で迎えた7戦目は、松井伸也騎手を鞍上に迎えて、一般C4-2（門別ダート1700m 晴/稍重）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。ダート戦への出走は初となった。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では余力が残っておらず10着に敗れた。

10月22日、中1週で迎えた8戦目は、一般C4-2（門別ダート1200m 曇/稍重）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で松井伸也騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位争いには参加できず9着に終わった。

11月6日、中1週で迎えた9戦目は、一般C4-2（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松井伸也騎手（2戦0勝）。11頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びを欠き10着に終わった。

12月4日、中3週で迎えた10戦目は、塚本征吾騎手を鞍上に迎えて、一般C17（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のレッグスルーをクビ差振り切って待望の初勝利を挙げた。

12月24日、中2週で迎えた11戦目は、一般C2（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で塚本征吾騎手（1戦1勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

4歳（2025年）

1月6日、中1週で迎えた12戦目は、一般C9（名古屋ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で塚本征吾騎手（2戦1勝）。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではしぶとく伸び続けたが、勝ったシトロンヴェールに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

1月20日、中1週で迎えた13戦目は、一般C7（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で塚本征吾騎手（3戦1勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

1月30日、中0週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた14戦目は、一般C7（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で塚本征吾騎手（4戦1勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るサクリファイスを自慢の末脚でクビ差だけ差し切って2勝目を挙げた。

2月14日、中1週で迎えた15戦目は、一般B12（名古屋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で塚本征吾騎手（5戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のハスノミに3馬身の差をつけて単勝一倍台の支持に応えた。