ティエッチアート（1986年生、母Encorelle）

経歴

デビュー前

3歳（1989年）

4月29日、デビュー戦は田島良保騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。馬体重は514kg。13頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のインジアナシチーに8馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

5月21日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、岡部幸雄騎手を鞍上に迎えて、4歳400万下のロベリア賞（東京芝2000m 曇/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したチョウカイエクセルにハナ差届かず2着に甘んじた。

6月18日、中3週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた3戦目は、田村正光騎手を鞍上に迎えて、4歳400万下のグラジオラス賞（新潟芝1800m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、勝ったレイニーガールにねじ伏せられてクビ差の2着に甘んじた。

5歳（1991年）

7月13日、約25か月の休養明けで迎えた4戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の咲花特別（新潟ダート1700m 曇/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。11頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。最後は脚色が衰えて10着に終わった。

6歳（1992年）

3月22日、約8か月半の休み明けで迎えた5戦目は、尾林幸彦騎手を鞍上に迎えて、一般B（中津ダート1760m 晴/稍重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4月6日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた6戦目は、一般C（中津ダート1180m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で尾林幸彦騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のマスターオブウインに2馬身の差をつけて久々に勝利を挙げた。

4月11日、連闘で迎えた7戦目は、一般C（中津ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で尾林幸彦騎手（2戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のオギシュバレスクに3馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

4月19日、連闘で迎えた8戦目は、一般C2（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で尾林幸彦騎手（3戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のトチノカイウンに1馬身半の差をつけて4勝目をつかんだ。

4月27日、連闘で迎えた9戦目は、一般C2（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で尾林幸彦騎手（4戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のピュアハーモニイに5馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

5月4日、連闘で迎えた10戦目は、ひばり特別（中津ダート1760m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で尾林幸彦騎手（5戦4勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のモリユウパルに4馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

11月4日、約6か月の休養明けで迎えた11戦目は、宗石大騎手を鞍上に迎えて、一般C5-4（高知ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月5日、中3週で迎えた12戦目は、徳留康豊騎手を鞍上に迎えて、一般C5-3（高知ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のツエルクアローに3/4馬身の差をつけて7勝目を掴み取った。

12月15日、中0週で迎えた13戦目は、一般C5-1（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で徳留康豊騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のトートリーダーに3馬身の差をつけて8勝目を獲得した。

7歳（1993年）

1月4日、中2週で迎えた14戦目は、一般C4-6（高知ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は宗石大騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったマヤノアローからクビ差の2着に甘んじた。

1月30日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた15戦目は、一般C4-5（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宗石大騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。7着に敗れた。

2月9日、中0週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた16戦目は、一般C4-7（高知ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で宗石大騎手（3戦0勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったマキシムダンデイから2馬身半差の2着となった。

3月2日、中2週で迎えた17戦目は、一般C4-7（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は徳留康豊騎手（2戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のマイキヤプテンに半馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

3月29日、中3週で迎えた18戦目は、一般C4-4（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で徳留康豊騎手（3戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のトサノジュニアスに1馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

4月20日、中2週で迎えた19戦目は、花本正三騎手を鞍上に迎えて、一般C3-2（高知ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のモガミノーザリーに2馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

5月3日、中1週で迎えた20戦目は、北野真弘騎手を鞍上に迎えて、皐月特別（高知ダート1400m 曇/重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったマキシムダンデイから1馬身差の2着に敗北した。

5月24日、中2週で迎えた21戦目は、一般C2-2（高知ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で北野真弘騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のケイシュウオーをアタマ差制して制した。

6月21日、中3週で迎えた22戦目は、一般C2-2（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で北野真弘騎手（2戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のスイジンゴールドに1馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

6月29日、連闘で迎えた23戦目は、一般C1-3（高知ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で北野真弘騎手（3戦2勝）。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったスイジンゴールドから1馬身差の2着に敗北した。

7月24日、中3週で迎えた24戦目は、一般B3（高知ダート1400m 小雨/良）に出走。鞍上は5戦連続で北野真弘騎手（4戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月13日、中2週で迎えた25戦目は、一般B3（高知ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で北野真弘騎手（5戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のホウザンライデンをアタマ差制して優勝

8月29日、中1週で迎えた26戦目は、一般B2（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で北野真弘騎手（6戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月5日、中4週で迎えた27戦目は、一般B2（高知ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で北野真弘騎手（7戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月2日、中3週で迎えた28戦目は、一般B3（高知ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で北野真弘騎手（8戦3勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。5着に敗れた。