ユーコバローズ（2019年生、母ジングルベルロック）
Yuko Barows
2019.02.03
ユーコバローズ（2019年2月3日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「人名より+冠名」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のドゥラメンテ（当時7歳）と交配したジングルベルロックが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。主な勝ち鞍は2022年の文の京賞。
経歴
デビュー前
1歳のとき、ノーザンレーシングから「セレクトセールサラブレッド1歳」に上場され、猪熊広次によって2,860万円で落札された。
辻野泰之厩舎（栗東）へ入厩。
3歳（2022年）
2月27日、デビュー戦は岩田望来騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は422kg。16頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではいい脚を見せられず8着に敗れた。
9月3日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、坂井瑠星騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1000m 雨/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。
2022年9月8日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。
10月7日、中4週で馬体重を前走からさらに15kg増やして迎えた3戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の文の京賞（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。16頭立ての1番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のエスプリバズに5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。
11月1日、中3週で迎えた4戦目は、一般C2八九十（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で笹川翼騎手（1戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず8着に敗れた。
12月27日、中7週で迎えた5戦目は、C2九 十 十一（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で笹川翼騎手（2戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。端をきる形となり、やや速いペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて楽々と抜け出し、最後は2着のペルペテュエルに6馬身の差をつけて2勝目を掴み取った。
4歳（2023年）
1月26日、中3週で迎えた6戦目は、一般C2二三四（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で笹川翼騎手（3戦2勝）。14頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では豪快な末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のプリズムムーンに1馬身1/4の差をつけて断然人気に応えた。
4月18日、約2か月半の間隔を開けて迎えた7戦目は、御神本訓史騎手を鞍上に迎えて、一般C1七八（大井ダート1600m 内回り 曇/重）に出走。14頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。
5月25日、中4週で迎えた8戦目は、牝馬限定戦のこぎつね座特別（大井ダート1600m 内回り 曇/稍重）に出走。鞍上は笹川翼騎手（4戦3勝）。13頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、4着に終わった。
8月14日、約2か月半の間隔を開けて迎えた9戦目は、牝馬限定戦のはくちょう座特別（大井ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で笹川翼騎手（5戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、平均的なペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず4着に沈んだ。
5歳（2024年）
1月25日、約5か月半の休み明けで迎えた10戦目は、一般C2五六七（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で笹川翼騎手（6戦3勝）。14頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚が続かず、3着に終わった。
2月15日、中2週で迎えた11戦目は、一般C2六七（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は御神本訓史騎手（1戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。主導権を握り、若干緩いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では最後まで息が続かず6着に敗れた。