カシノオウカン（2005年生、母フレンディガール）

経歴

デビュー前

1歳のとき、本田土寿から「九州1歳市場サラブレッド1歳」に上場され、柏木務によって210万円で落札された。

山田勇厩舎（佐賀）へ入厩。

2歳（2007年）

6月23日、デビュー戦は鮫島克也騎手を鞍上に据えて、2歳戦のルーキーステージ（佐賀ダート900m 曇/重）に出走。馬体重は417kg。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず4着に敗れた。

7月1日、連闘で迎えた2戦目は、2歳（佐賀ダート900m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島克也騎手（1戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず3着に敗れた。

7月28日、中3週で迎えた3戦目は、川野幸治騎手を鞍上に迎えて、2歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。5頭立ての2番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のオカノヴィクトリーを半馬身振り切って初勝利を挙げた。

9月8日、中5週で迎えた4戦目は、2歳戦のアゲインステージ（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川野幸治騎手（1戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず4着に敗れた。

9月30日、中2週で迎えた5戦目は、南谷圭哉騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のアルデバラン賞（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず8着に終わった。

10月21日、中2週で迎えた6戦目は、2歳戦のアゲインステージ（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は川野幸治騎手（2戦1勝）。11頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

11月3日、中1週で迎えた7戦目は、2歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川野幸治騎手（3戦1勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

11月24日、中2週で迎えた8戦目は、2歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で川野幸治騎手（4戦1勝）。11頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず5着に終わった。

12月8日、中1週で迎えた9戦目は、2歳（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で川野幸治騎手（5戦1勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のザドリームパワフルに1馬身の差をつけて2勝目を手にした。

3歳（2008年）

1月2日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた10戦目は、3歳戦の初夢特別（佐賀ダート1750m 晴/不良）に出走。鞍上は南谷圭哉騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず5着に敗れた。

1月16日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた11戦目は、3歳戦のノカイドウ特別（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は川野幸治騎手（6戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったクリノダイシスから1馬身半差の2着に敗北した。

2月5日、中2週で迎えた12戦目は、3歳オープンのたんぽぽ賞（荒尾ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で川野幸治騎手（7戦2勝）。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。9着に終わった。

2月24日、中2週で迎えた13戦目は、3歳KJ3の飛燕賞（佐賀ダート1800m 小雪/良）に出走。鞍上は3戦連続で川野幸治騎手（8戦2勝）。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず7着に終わった。

3月9日、中1週で迎えた14戦目は、3歳戦の桜まつり特別（佐賀ダート1750m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で川野幸治騎手（9戦2勝）。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず5着に終わった。

4月27日、中6週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた15戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の有田焼特別（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず9着に終わった。

6月29日、中8週で迎えた16戦目は、3歳戦の七ツ釜特別（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は南谷圭哉騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず8着に終わった。

7月13日、中1週で迎えた17戦目は、3歳戦の青島特別（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で南谷圭哉騎手（3戦0勝）。12頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず10着に終わった。

7月26日、中1週で迎えた18戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で南谷圭哉騎手（4戦0勝）。8頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず6着に終わった。

8月14日、中2週で迎えた19戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で南谷圭哉騎手（5戦0勝）。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では見所を作れず8着に終わった。