キースニーカー（2005年生、母キーステップ）

キースニーカー（2005年4月30日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋運動靴」。毛色は鹿毛。種牡馬のバブルガムフェロー（当時12歳）と交配したキーステップが8歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は高瀬敦。戦績は、中央平地7戦0勝、地方4戦1勝。主な勝ち鞍は2008年の揖斐川賞。

経歴

デビュー前

宮徹厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2007年）

7月15日、デビュー戦は藤岡康太騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉芝1200m 小雨/重）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は436kg。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではいいところがなく10着に終わった。

7月22日、連闘で迎えた2戦目は、大下智騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（小倉芝1200m 曇/稍重）に51kgの軽斤量で出走。13頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では伸びが鈍く11着に終わった。

8月25日、中4週で迎えた3戦目は、中村将之騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後は脚勢が鈍り9着に終わった。

9月17日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた4戦目は、草野太郎騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（札幌芝1800m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。14頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。ハナを奪い、かなり緩いペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は力尽きて12着に終わった。

9月23日、連闘で迎えた5戦目は、2歳未勝利（札幌芝1500m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で草野太郎騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では伸びあぐねて10着に終わった。

3歳（2008年）

4月16日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から19kg減らして迎えた6戦目は、3歳戦の氷ノ山特別（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は藤岡康太騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚がパッとせず6着に終わった。

5月28日、中5週で迎えた7戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の揖斐川賞（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では圧倒的な末脚を炸裂させて、最後は2着のオグリオトメを半馬身振り切って初勝利を挙げた。

8月2日、中8週で迎えた8戦目は、船曳文士騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（小倉ダート1700m 晴/良）に49kgの軽斤量で出走。16頭立ての15番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。最後は脚色が衰えて15着に終わった。

11月24日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた9戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（福島ダート1150m 晴/良）に出走。15頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず11着に終わった。

4歳（2009年）

2月3日、中9週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた10戦目は、名古屋チャレンジカップオルフェウス賞（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は岡部誠騎手（1戦1勝）。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では決め手が足りず7着に終わった。

3月2日、中3週で迎えた11戦目は、阪野学騎手を鞍上に迎えて、一般C23（名古屋ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。競走中止となった。