カネノユウシュン（1986年生、母カブラヤヒメ）
Kaneno Yushun
1986.06.02
カネノユウシュン（1986年6月2日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のアーテイアス（当時12歳）と交配したカブラヤヒメが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は（有）中田牧場。戦績は、中央平地7戦0勝、地方33戦8勝2着7回。主な勝ち鞍は1991年の4歳以上C1。
経歴
デビュー前
梅田康雄厩舎（栗東）へ入厩。
3歳（1989年）
3月4日、デビュー戦は田島良保騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（阪神ダート1200m 雨/稍重）に出走。馬体重は532kg。12頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では決め手に欠いて10着に終わった。
3月19日、中1週で迎えた2戦目は、西橋昇騎手を鞍上に迎えて、4歳新馬（阪神芝2000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず10着に終わった。
4月16日、中3週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で西橋昇騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で15番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、馬場の外目を回って9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では末脚を伸ばせず15着に終わった。
10月21日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた4戦目は、4歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で西橋昇騎手（2戦0勝）。16頭立ての16番人気で4番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では切れる脚を使えず15着に終わった。
10月28日、連闘で迎えた5戦目は、4歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で西橋昇騎手（3戦0勝）。14頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では伸びを欠き13着に終わった。
11月5日、連闘で迎えた6戦目は、4歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で西橋昇騎手（4戦0勝）。14頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は勢いを失って13着に終わった。
11月18日、中1週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（福島ダート1000m 晴/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は6戦連続で西橋昇騎手（5戦0勝）。12頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず6着に終わった。
4歳（1990年）
1月15日、中7週で迎えた8戦目は、崎谷彦司騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 曇/重）に出走。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。7着に敗れた。
1月29日、中1週で迎えた9戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で崎谷彦司騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。3着を確保した。
2月11日、中1週で迎えた10戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で崎谷彦司騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。
2月20日、連闘で迎えた11戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で崎谷彦司騎手（3戦0勝）。7頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のメモリータウラスに1馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。
2月27日、連闘で迎えた12戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で崎谷彦司騎手（4戦1勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。4着に敗れた。
9月10日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた13戦目は、福島幸広騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。
9月25日、中1週で迎えた14戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で福島幸広騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったモガミガンデアから1馬身差の2着となった。
10月14日、中2週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた15戦目は、森橋日出雄騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 曇/重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。5着に敗れた。
11月5日、中2週で迎えた16戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は福島幸広騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のナンゴクノスターに3馬身の差をつけて2勝目を掴み取った。
11月26日、中2週で迎えた17戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で福島幸広騎手（3戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、勝ったラツクプリンスから2馬身差の2着に敗北した。
12月10日、中1週で迎えた18戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で福島幸広騎手（4戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のトチノシヨウリをクビ差制して優勝
12月24日、中1週で迎えた19戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で福島幸広騎手（5戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のキューティボーイに1馬身の差をつけて勝利を手に入れた。
12月30日、連闘で迎えた20戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で福島幸広騎手（6戦3勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。5着に終わった。
5歳（1991年）
1月21日、中2週で迎えた21戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で福島幸広騎手（7戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のユートダンに1馬身半の差をつけて勝利をモノにする
1月29日、連闘で迎えた22戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で福島幸広騎手（8戦4勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。4着に敗れた。
2月10日、中1週で迎えた23戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で福島幸広騎手（9戦4勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。3着に終わった。
2月18日、連闘で迎えた24戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は9戦連続で福島幸広騎手（10戦4勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。9着に敗れた。
3月17日、中3週で迎えた25戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で福島幸広騎手（11戦4勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったモガミガンデアから半馬身差の2着となった。
4月7日、中2週で迎えた26戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は森橋日出雄騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。5着に敗れた。
4月22日、中1週で迎えた27戦目は、中島洋三騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。7頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。3着に敗れた。
5月4日、中1週で迎えた28戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は森橋日出雄騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったマリンライトからクビ差の2着となった。
5月14日、中0週で迎えた29戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で森橋日出雄騎手（3戦0勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のフジノセンプーをクビ差制して6勝目を奪取した。
6月15日、中4週で迎えた30戦目は、河津徳幸騎手を鞍上に迎えて、5歳以上C1（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったアサヒセリーヌから半馬身差の2着に敗北した。
6月23日、連闘で迎えた31戦目は、5歳以上C1（佐賀ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で河津徳幸騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。4着に敗れた。
7月6日、中1週で迎えた32戦目は、5歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で河津徳幸騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。5着に敗れた。
8月4日、中3週で迎えた33戦目は、5歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で河津徳幸騎手（3戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったアリエスランナーから2馬身半差の2着に敗北した。
8月15日、中1週で迎えた34戦目は、5歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で河津徳幸騎手（4戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったハヤテトウカイから2馬身半差の2着に敗北した。
9月7日、中2週で迎えた35戦目は、5歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で河津徳幸騎手（5戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。6着に敗れた。
9月22日、中1週で迎えた36戦目は、野元博実騎手を鞍上に迎えて、5歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のウメノバースに1馬身の差をつけて7勝目を獲得した。
10月14日、中2週で迎えた37戦目は、土井道隆騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。6着に敗れた。
11月2日、中2週で迎えた38戦目は、C1（佐賀ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は野元博実騎手（1戦1勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。8着に敗れた。
11月10日、連闘で迎えた39戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は土井道隆騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のトミノカネに4馬身の差をつけて優勝
12月24日、中5週で迎えた40戦目は、かささぎ賞（佐賀ダート1750m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で土井道隆騎手（2戦1勝）。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。10着に終わった。