スズカプリウス（2012年生、母スズカプラチナ）

スズカプリウス（2012年3月18日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋～に先立って（ラテン語）」。毛色は芦毛。種牡馬のスズカフェニックス（当時10歳）と交配したスズカプラチナが8歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者はサンライズステイブル。戦績は、中央平地3戦0勝、地方25戦6勝2着3回。主な勝ち鞍は2016年の一般C2。

経歴

デビュー前

藤沢則雄厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2014年）

10月19日、デビュー戦は幸英明騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は444kg。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚色が衰えて8着に敗れた。

11月23日、中4週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で幸英明騎手（1戦0勝）。14頭立ての11番人気で大外14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり10着に終わった。

3歳（2015年）

9月26日、約10か月の休養明けで迎えた3戦目は、秋山真一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/重）に出走。16頭立ての15番人気で4番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには絡めず11着に終わった。

10月23日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた4戦目は、今井貴大騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではいいところがなく8着に敗れた。

11月4日、中1週で馬体重を前走から16kg絞って迎えた5戦目は、3歳C15（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で今井貴大騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。

11月18日、中1週で迎えた6戦目は、名古屋けいば応援記念（名古屋ダート800m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で今井貴大騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立つ形となり、で一団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では詰めが甘くなり、3着に終わった。

12月2日、中1週で迎えた7戦目は、名古屋けいば応援記念（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で今井貴大騎手（3戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のケイティジョーイに5馬身の差をつけて初白星を挙げた。

12月9日、連闘で迎えた8戦目は、丸山真一騎手を鞍上に迎えて、磨由お誕生日記念（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず8着に敗れた。

12月22日、中1週で迎えた9戦目は、一般C20（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は今井貴大騎手（4戦1勝）。7頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、ステージダイブに交わされて2馬身差の2着となった。

4歳（2016年）

1月2日、中1週で迎えた10戦目は、一般C17（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で今井貴大騎手（5戦1勝）。7頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では総身の力で末脚を持続させて、最後は2着のハイコマンドをアタマ差振り切って2勝目を収める

2月3日、中4週で迎えた11戦目は、ハボタン特別（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は丸山真一騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では見所を作れず9着に敗れた。

2月15日、中1週で迎えた12戦目は、一般C22（名古屋ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は今井貴大騎手（6戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びあぐねて4着に敗れた。

3月2日、中1週で迎えた13戦目は、一般C16（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で今井貴大騎手（7戦2勝）。7頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり4着に終わった。

3月16日、中1週で迎えた14戦目は、一般C15（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で今井貴大騎手（8戦2勝）。7頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、ステージダイブに3/4馬身交わされて2着となった。

3月29日、中1週で迎えた15戦目は、一般C17（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で今井貴大騎手（9戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のイグナイトに6馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

4月7日、連闘で迎えた16戦目は、あけび特別（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で今井貴大騎手（10戦3勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見せ場を作れず6着に敗れた。

4月19日、中1週で迎えた17戦目は、一般C18（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で今井貴大騎手（11戦3勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のカラダサンキューに3馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

5月6日、中1週で迎えた18戦目は、村上弘樹騎手を鞍上に迎えて、しょうぶ特別（名古屋ダート1600m 雨/重）に出走。11頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには参加できず5着に終わった。

5月18日、中1週で迎えた19戦目は、一般C11（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は今井貴大騎手（12戦4勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて4着に沈んだ。

6月9日、中2週で迎えた20戦目は、一般C7（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で今井貴大騎手（13戦4勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、ミスターロールスに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

8月17日、中9週で迎えた21戦目は、一般C13（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で今井貴大騎手（14戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びあぐねて7着に敗れた。

8月31日、中1週で迎えた22戦目は、一般C9（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で今井貴大騎手（15戦4勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚を伸ばせず6着に敗れた。

9月19日、中2週で迎えた23戦目は、パンダさんチームWPF優勝記念（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で今井貴大騎手（16戦4勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のソラニサクハナに4馬身の差をつけて5勝目を収める

10月6日、中1週で迎えた24戦目は、一般C5（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で今井貴大騎手（17戦5勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではやや伸びを欠き、3着に終わった。

10月21日、中1週で迎えた25戦目は、一般C2（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で今井貴大騎手（18戦5勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快な末脚を弾けさせて、最後は2着のキートゥザスカイを半馬身振り切って先頭ゴールを果たした。

11月4日、中1週で迎えた26戦目は、黄菊特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は丸山真一騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず4着に敗れた。

11月18日、中1週で迎えた27戦目は、よもぎ菊特別（名古屋ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は今井貴大騎手（19戦6勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい8着に敗れた。

12月2日、中1週で迎えた28戦目は、一般C8（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で今井貴大騎手（20戦6勝）。6頭立ての2番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが鈍く4着に敗れた。