ニホンピロリーガル（1986年生、母Pedilum）
Nihon Pillow Regal
1986.09.30
ニホンピロリーガル（1986年9月30日）は、ニュージーランドで生まれ、日本で調教された競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のVice Regal（当時13歳）と交配したPedilumが15歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地10戦1勝2着1回、中央障害1戦0勝、地方9戦0勝。主な勝ち鞍は1989年の4歳未勝利。
経歴
デビュー前
伊藤雄二厩舎（栗東）へ入厩。
3歳（1989年）
7月8日、デビュー戦は千田輝彦騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（中京芝1800m 曇/良）に出走。馬体重は460kg。14頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では息の長い末脚を発揮し、3着を確保した。
7月29日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた2戦目は、4歳未勝利（函館芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で千田輝彦騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚にキレが無く5着に敗れた。
8月12日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた3戦目は、4歳未勝利（函館ダート1700m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で千田輝彦騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが鈍く8着に敗れた。
9月23日、中5週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（阪神芝2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で千田輝彦騎手（3戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、勝ったシンボリザイラーに詰め切れず、1馬身1/4差の2着に敗北した。
10月21日、中3週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた5戦目は、増沢末夫騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての2番人気に推されて15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではぐんぐんと終いの脚を伸ばして、最後は2着のレイトンキングを半馬身振り切って未勝利勝ちを決めた。
4歳（1990年）
2月4日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走からさらに10kg増やして迎えた6戦目は、5歳以上500万下（小倉芝2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は千田輝彦騎手（4戦0勝）。14頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では速い脚を使えず14着に終わった。
3月11日、中4週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた7戦目は、5歳以上500万下の渥美特別（中京芝2500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で千田輝彦騎手（5戦0勝）。12頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では余力が残っておらず6着に終わった。
3月25日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた8戦目は、5歳以上500万下の伊勢特別（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で千田輝彦騎手（6戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では全く伸びず7着に敗れた。
5月20日、中7週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた9戦目は、北村卓士騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。9着に敗れた。
5歳（1991年）
4月28日、約11か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた10戦目は、5歳以上500万下（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は千田輝彦騎手（7戦0勝）。14頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚が振るわず12着に終わった。
5月4日、連闘で馬体重を前走から10kg絞って迎えた11戦目は、5歳以上500万下（京都芝2400m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で千田輝彦騎手（8戦0勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、超スローペースで馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は減速してしまい10着に終わった。
7月15日、中9週で迎えた12戦目は、橋本幸次郎騎手を鞍上に迎えて、りんどう賞（荒尾ダート1500m 雨/不良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。8着に敗れた。
8月4日、中2週で迎えた13戦目は、火の国賞（荒尾ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で橋本幸次郎騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。
8月17日、中1週で迎えた14戦目は、崎谷彦司騎手を鞍上に迎えて、りんどう賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。
9月30日、中5週で迎えた15戦目は、川口道助騎手を鞍上に迎えて、りんどう賞（荒尾ダート1500m 雨/不良）に出走。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。7着に終わった。
10月28日、中3週で迎えた16戦目は、森橋日出雄騎手を鞍上に迎えて、りんどう賞（荒尾ダート1500m 曇/良）に出走。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。
6歳（1992年）
7月7日、約8か月半の休み明けで迎えた17戦目は、吉田隆三騎手を鞍上に迎えて、火の国賞（荒尾ダート1900m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。
7月20日、中1週で迎えた18戦目は、田中隆仁騎手を鞍上に迎えて、火の国賞（荒尾ダート2000m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。8着に敗れた。
8月14日、中3週で迎えた19戦目は、りんどう賞（荒尾ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は川口道助騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。8着に終わった。
9月21日、中4週で迎えた20戦目は、りんどう賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は吉田隆三騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。