イチマツニセイ（1992年生、母ピポツク）

イチマツニセイ（1992年3月17日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は栗毛。種牡馬のローゼンホーマ（当時9歳）と交配したピポツクが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は堤牧場。戦績は、地方35戦13勝2着6回。1998年の短距離特別(アラ系4歳以上)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

山元紀男厩舎（園田）へ入厩。

2歳（1994年）

11月22日、デビュー戦は松平幸秀騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳（姫路ダート800m 晴/良）に出走。馬体重は488kg。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のプリズムシャワーに4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

12月9日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた2戦目は、アラ系3歳（園田ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で松平幸秀騎手（1戦1勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。7着に敗れた。

3歳（1995年）

4月7日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から7kg戻して迎えた3戦目は、アラ系4歳（園田ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松平幸秀騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のブラックパンサーに7馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

4月21日、中1週で迎えた4戦目は、アラ系4歳（園田ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で松平幸秀騎手（3戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のミクニパラダイスに2馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

5月4日、中1週で迎えた5戦目は、アラ系4歳（園田ダート1630m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で松平幸秀騎手（4戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のマルエタイガーをクビ差制して4勝目を奪取した。

5月16日、中1週で迎えた6戦目は、3歳戦の若葉賞（園田ダート1800m 曇/不良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は6戦連続で松平幸秀騎手（5戦4勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。5着に終わった。

5月31日、中1週で迎えた7戦目は、グリーンベル青垣特別（園田ダート1630m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で松平幸秀騎手（6戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4歳（1996年）

6月19日、約13か月の休養明けで馬体重を前走から53kg増やして迎えた8戦目は、アラ系4歳以上（園田ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で松平幸秀騎手（7戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったユキノパレードから5馬身差の2着に敗北した。

7月9日、中2週で迎えた9戦目は、アラ系4歳以上（姫路ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は9戦連続で松平幸秀騎手（8戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のシマネウタに4馬身の差をつけて5勝目を手にした。

8月7日、中3週で迎えた10戦目は、アサヒスーパードライカップ（園田ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で松平幸秀騎手（9戦5勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のホーマミドリに2馬身の差をつけて6勝目を手に入れた。

9月12日、中4週で馬体重を前走から15kg減らして迎えた11戦目は、平松徳彦騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上（園田ダート1630m 晴/稍重）に出走。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のロールプレイングをクビ差制して7勝目を収める

10月23日、中5週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた12戦目は、おみなえし（園田ダート1630m 晴/良）に出走。鞍上は松平幸秀騎手（10戦6勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。9着に敗れた。

5歳（1997年）

4月29日、約6か月半の休み明けで迎えた13戦目は、アラ系4歳以上（園田ダート1630m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で松平幸秀騎手（11戦6勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のアカネサクラに3馬身の差をつけて休み明けの一戦を制した。

5月22日、中2週で迎えた14戦目は、おのころじま特別（園田ダート1630m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で松平幸秀騎手（12戦7勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったユキノエンジェルから半馬身差の2着に敗北した。

6月10日、中2週で迎えた15戦目は、時のふるさと明石特別（園田ダート1630m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で松平幸秀騎手（13戦7勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったリバービーナスから2馬身半差の2着に敗北した。

7月2日、中2週で迎えた16戦目は、交流の町わだやま特別（園田ダート1630m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で松平幸秀騎手（14戦7勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のダイナグローリに4馬身の差をつけて勝利をモノにする

12月19日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた17戦目は、アラ系4歳以上（園田ダート1630m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で松平幸秀騎手（15戦8勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったサザンプリンセスから1馬身差の2着に敗北した。

6歳（1998年）

1月14日、中3週で迎えた18戦目は、アラ系4歳以上（園田ダート1630m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で松平幸秀騎手（16戦8勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月17日、中4週で迎えた19戦目は、アラ系4歳以上（園田ダート1630m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で松平幸秀騎手（17戦8勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のマイホーマーに1馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

3月24日、中4週で迎えた20戦目は、城北グリーンテニスクラブ特別（姫路ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は平松徳彦騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のブルーワンヒラノに5馬身の差をつけて勝利数を11に伸ばす

4月23日、中3週で迎えた21戦目は、アマリリス（園田ダート1630m 雨/稍重）に出走。鞍上は松平幸秀騎手（18戦9勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のオカノテイセンに4馬身の差をつけて勝利数を12に伸ばす

5月20日、中3週で迎えた22戦目は、丹波柏原特別（園田ダート1630m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で松平幸秀騎手（19戦10勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月11日、中2週で迎えた23戦目は、グラジオラス（園田ダート1630m 晴/稍重）に出走。鞍上は平松徳彦騎手（2戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。最後は、2着のハクバラッキーに7馬身の差をつけて勝利数を13に伸ばす

7月3日、中2週で迎えた24戦目は、かんなべ湯の森「ゆとろぎ」杯（園田ダート1630m 晴/良）に出走。鞍上は松平幸秀騎手（20戦10勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月7日、中4週で迎えた25戦目は、短距離特別（園田ダート1300m 雨/重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で松平幸秀騎手（21戦10勝）。5頭立ての2番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったレイクスキーから半馬身差の2着に敗れた。

9月3日、中3週で迎えた26戦目は、市政40周年記念三田特別（園田ダート1630m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松平幸秀騎手（22戦10勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったイワミビクトリーからハナ差の2着に甘んじた。

9月30日、中3週で迎えた27戦目は、オータムカップ（園田ダート1800m 曇/重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で松平幸秀騎手（23戦10勝）。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。7着に敗れた。

10月22日、中2週で迎えた28戦目は、アラ系4歳以上（園田ダート1300m 晴/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で松平幸秀騎手（24戦10勝）。7頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月5日、中1週で迎えた29戦目は、高砂特別（姫路ダート1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は6戦連続で松平幸秀騎手（25戦10勝）。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。9着に終わった。

11月17日、中1週で迎えた30戦目は、滝野特別（姫路ダート1500m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は平松徳彦騎手（3戦3勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

12月23日、中4週で迎えた31戦目は、スプリンターズカップ（園田ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は松平幸秀騎手（26戦10勝）。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。

7歳（1999年）

1月4日、中1週で迎えた32戦目は、ラジオ大阪賞（園田ダート1800m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で松平幸秀騎手（27戦10勝）。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

1月15日、中1週で迎えた33戦目は、津居山港かにまつり特別（園田ダート1630m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で松平幸秀騎手（28戦10勝）。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。4着に終わった。

2月10日、中3週で迎えた34戦目は、ウインターカップ（姫路ダート1800m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で松平幸秀騎手（29戦10勝）。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。10着に終わった。

3月17日、中4週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた35戦目は、アラ系4歳以上（姫路ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で松平幸秀騎手（30戦10勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。6着に敗れた。