ホワイトタイガー（2000年生、母アサリュウファスト）

ホワイトタイガー（2000年3月23日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は芦毛。種牡馬のニホンカイユーノス（当時6歳）と交配したアサリュウファストが8歳のときに産んだ13番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）上井農場。戦績は、地方13戦6勝。2002年の園田2歳優駿(アラ系2歳)に勝利するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、上井農場から「北海道9月市場アングロアラブ1歳」に上場され、兵庫県馬主協会によって288.75万円で落札された。

斉藤裕厩舎（園田）へ入厩。

2歳（2002年）

7月2日、デビュー戦は松浦高宏騎手を鞍上に据えて、アラ系2歳（園田ダート820m 曇/重）に出走。馬体重は467kg。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず4着に敗れた。

7月30日、中3週で迎えた2戦目は、アラ系2歳F1（園田ダート820m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松浦高宏騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず8着に敗れた。

8月21日、中2週で迎えた3戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、アラ系2歳F2（園田ダート820m 曇/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のシリウスルビーに6馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

9月5日、中1週で迎えた4戦目は、アラ系2歳F1（園田ダート820m 晴/良）に出走。鞍上は松浦高宏騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚が振るわず6着に終わった。

9月23日、中2週で迎えた5戦目は、三野孝徳騎手を鞍上に迎えて、アラ系2歳F1（園田ダート820m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず5着に敗れた。

10月22日、中3週で迎えた6戦目は、木村健騎手を鞍上に迎えて、アラ系2歳F1（姫路ダート1400m 晴/重）に出走。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のワシュウビジンに4馬身の差をつけて2勝目を収める

11月13日、中2週で迎えた7戦目は、赤木高太郎騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の栄駿賞（姫路ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、3着に終わった。

11月27日、中1週で迎えた8戦目は、アラ系2歳T1（園田ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は小牧太騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のニホンカイブルーを3/4馬身振り切って3勝目を獲得した。

12月11日、中1週で迎えた9戦目は、2歳オープンの園田2歳優駿（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小牧太騎手（2戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のニホンカイブルーを3/4馬身振り切って制した。

3歳（2003年）

1月3日、中2週で迎えた10戦目は、アラ系3歳T1（園田ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で小牧太騎手（3戦3勝）。6頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のビミョウに1馬身の差をつけて5勝目を獲得した。

1月19日、中1週で迎えた11戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳（福山ダート1600m 曇/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月7日、中2週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた12戦目は、3歳戦の菜の花特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は小牧太騎手（4戦4勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のベロシダハーバーを3/4馬身振り切って6勝目を掴み取った。

3月5日、中3週で馬体重を前走から14kg絞って迎えた13戦目は、福姫交流（姫路ダート1500m 曇/重）に55kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で小牧太騎手（5戦5勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。