ワンダースピリッツ（2016年生、母ブリズデロートンヌ）

Wonder Spirits

2016.05.03

ワンダースピリッツ（2016年5月3日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「驚き＋精神」。毛色は青毛。種牡馬のエイシンフラッシュ（当時9歳）と交配したブリズデロートンヌが12歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は田中 裕之。主な勝ち鞍は2020年の一般C3-20。

経歴

デビュー前

1歳のとき、田中裕之から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、IHR組合によって442.8万円で落札された。

中舘英二厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2019年）

1月26日、デビュー戦は武藤雅騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は442kg。16頭立ての8番人気で15番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始6番手を追走。直線ではいいところがなく7着に敗れた。

3月31日、中8週で迎えた2戦目は、野中悠太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/稍重）に出走。16頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では切れる脚を使えず最後はセイカアミダイケと並んで6着同着となった。

5月11日、中5週で迎えた3戦目は、石川裕紀人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。17頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始9番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい16着に終わった。

7月7日、中7週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた4戦目は、東川公則騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のオクラのおかか醤油和え特別（高知ダート1300m 晴/重）に出走。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。端をきり、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず4着に沈んだ。

7月20日、中1週で迎えた5戦目は、妹尾将充騎手を鞍上に迎えて、3歳（高知ダート800m 曇/不良）に51kgの軽斤量で出走。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では物凄い伸び脚を見せたが、キョウエイリップルに3/4馬身交わされて2着となった。

8月3日、中1週で迎えた6戦目は、西川敏弘騎手を鞍上に迎えて、3歳（高知ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚がパッとせず4着に敗れた。

8月24日、中2週で迎えた7戦目は、3歳（高知ダート1400m 曇/不良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は妹尾将充騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に敗れた。

9月22日、中3週で迎えた8戦目は、3歳（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は西川敏弘騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい4着に終わった。

4歳（2020年）

1月15日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた9戦目は、畑中信司騎手を鞍上に迎えて、一般C3-20（高知ダート1600m 晴/不良）に出走。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のウインサンベリーナに6馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

1月29日、中1週で迎えた10戦目は、木村直輝騎手を鞍上に迎えて、一般C3 13（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚にキレが無く4着に敗れた。

2020年2月21日付で地方競馬の競走馬登録を抹消した。