ミッキーダイブ（2006年生、母アラタマミッキー）

ミッキーダイブ（2006年3月30日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「母名の一部＋飛び込む」。毛色は鹿毛。種牡馬のサウスヴィグラス（当時10歳）と交配したアラタマミッキーが8歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）三輪牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方13戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2009年の3歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、三輪牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」と「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。

山田和久厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2008年）

9月11日、デビュー戦は井上俊彦騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は464kg。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったモエレトキノコエから1馬身半差の2着に敗北した。

9月24日、中1週で迎えた2戦目は、桜井拓章騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。5着に沈んだ。

10月8日、中1週で迎えた3戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は井上俊彦騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のジョウキゲンに4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

11月15日、中4週で迎えた4戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、2歳500万下（京都ダート1200m 曇/良）に出走。11頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず11着に終わった。

11月30日、中1週で迎えた5戦目は、芹沢純一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定2歳500万下の白菊賞（京都芝1600m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。15頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではいいところがなく15着に終わった。

3歳（2009年）

2月8日、中9週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた6戦目は、丸田恭介騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下のかささぎ賞（小倉芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての16番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい11着に終わった。

2月28日、中2週で迎えた7戦目は、3歳500万下の萌黄賞（小倉芝1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で丸田恭介騎手（1戦0勝）。18頭立ての17番人気で12番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では見せ場なく14着に終わった。

3月15日、中1週で迎えた8戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（阪神芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で8番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は一杯になって13着に終わった。

4月22日、中4週で迎えた9戦目は、水野貴史騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1500m 内回り曇/重）に出走。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚が振るわず5着に敗れた。

5月12日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた10戦目は、3歳（大井ダート1500m 内回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で水野貴史騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。端を奪う形となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐいぐいと末脚を伸ばして、最後は2着のフレンドヒデコに1馬身1/4の差をつけて2勝目を掴み取った。

5月31日、中2週で迎えた11戦目は、3歳（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で水野貴史騎手（2戦1勝）。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。ハナを取り切り、ややハイペースでレースを牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚勢が衰えて10着に敗れた。

6月21日、中2週で迎えた12戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で水野貴史騎手（3戦1勝）。11頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が衰えて7着に終わった。

7月5日、中1週で迎えた13戦目は、坂井英光騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳戦の乙女ゆり特別（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。13頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、少々速いペースで一団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後はバタバタになってしまい11着に敗れた。

7月19日、中1週で迎えた14戦目は、3歳（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は水野貴史騎手（4戦1勝）。13頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。ハナを奪い、少し速いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は力尽きて10着に敗れた。

8月10日、中2週で迎えた15戦目は、3歳（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で水野貴史騎手（5戦1勝）。14頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。ハナに立ち、些か速いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では生来の闘争本能でどうにかこうにかゴールまで走り切り、5着を確保した。

4歳（2010年）

4月7日、約8か月の休み明けで馬体重を前走から19kg増やして迎えた16戦目は、有年淳騎手を鞍上に迎えて、一般C2十十一（大井ダート1200m 雨/重）に出走。16頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、平均的なペースで一団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は力尽きて13着に終わった。

4月21日、中1週で迎えた17戦目は、一般C2九十（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で有年淳騎手（1戦0勝）。15頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。主導権を握り、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では最後まで息が続かず10着に敗れた。

5月19日、中3週で迎えた18戦目は、一般C2九十（大井ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で有年淳騎手（2戦0勝）。14頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。ハナを切り、平均的なペースで集団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。最後は脚色が悪くなり14着に終わった。