イズミリーディング（2001年生、母ベストバルーン）

イズミリーディング（2001年5月5日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋一流の、優れた」。毛色は栗毛。種牡馬のシャンハイ（当時12歳）と交配したベストバルーンが12歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）隆栄牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方12戦1勝。主な勝ち鞍は2004年の3歳F31。

経歴

デビュー前

本郷一彦厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2003年）

9月14日、デビュー戦は木幡初広騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は488kg。13頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く7着に敗れた。

10月19日、中4週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（東京ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で木幡初広騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で14番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。最後は脚色が悪くなり16着に終わった。

11月23日、中4週で馬体重を前走から22kg減らして迎えた3戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京ダート1400m 晴/稍重）に出走。15頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では最後まで息が続かず14着に終わった。

3歳（2004年）

2月3日、中9週で迎えた4戦目は、永島太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳F32（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では脚色がやや衰え、3着に終わった。

2月17日、中1週で迎えた5戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、3歳F31（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のヤマイチレディーに1馬身1/4の差をつけて初勝利を挙げた。

3月4日、中1週で迎えた6戦目は、3歳F12（姫路ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は永島太郎騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では見所を作れず7着に敗れた。

3月16日、中1週で迎えた7戦目は、3歳F21（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で永島太郎騎手（2戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚色が鈍り11着に敗れた。

8月26日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から19kg増やして迎えた8戦目は、高馬元紘騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C1-2（姫路ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり、馬場の外目を通りながら4コーナーを3番手で通過。最後は失速してしまい10着に終わった。

9月9日、中1週で迎えた9戦目は、3歳以上C1-2（姫路ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で高馬元紘騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず8着に終わった。

9月23日、中1週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた10戦目は、上川将幸騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C1-1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では脚が上がってしまい9着に終わった。

10月5日、中1週で迎えた11戦目は、3歳以上C1-2（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は高馬元紘騎手（2戦0勝）。11頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではいいところがなく11着に終わった。

10月28日、中2週で迎えた12戦目は、松平幸秀騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C1-2（園田ダート1400m 晴/重）に出走。11頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場を作れず7着に終わった。

11月10日、中1週で迎えた13戦目は、3歳以上C1-1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松平幸秀騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい12着に終わった。

12月29日、中6週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた14戦目は、3歳以上C1-1（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で松平幸秀騎手（2戦0勝）。11頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず8着に終わった。

4歳（2005年）

6月22日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から13kg絞って迎えた15戦目は、茶畑雄誠騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1-4（園田ダート1400m 曇/稍重）に54kgの軽斤量で出走。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず7着に敗れた。