リノーンマイア（2005年生、母ピサノダイヤ）

リノーンマイア（2005年3月7日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「名声、有名（Ｒｅｎｏｗｎ）より造語＋豊穣の女神（ローマ神話）」。毛色は栗毛。種牡馬のフジキセキ（当時13歳）と交配したピサノダイヤが16歳のときに産んだ10番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は鎌田正嗣。戦績は、中央平地8戦0勝、地方3戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2009年の4歳。

経歴

デビュー前

鈴木伸尋厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2008年）

3月23日、デビュー戦は横山典弘騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は436kg。15頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい11着に終わった。

5月11日、中6週で迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京芝1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で横山典弘騎手（1戦0勝）。18頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず7着に敗れた。

5月24日、中1週で迎えた3戦目は、村田一誠騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で15番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では目立つような脚を使えず10着に終わった。

7月27日、中8週で迎えた4戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1400m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての8番人気で14番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では切れ味鋭い末脚を繰り出したが、5着に終わった。

4歳（2009年）

1月7日、約5か月半の休養明けで迎えた5戦目は、左海誠二騎手を鞍上に迎えて、4歳（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、少し遅いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、カトリエンペラーに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

2月3日、中3週で迎えた6戦目は、4歳（船橋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で左海誠二騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではしっかりと末脚を伸ばして、最後は2着のパワーホークスターをクビ差振り切って初勝利を挙げた。

3月9日、中4週で迎えた7戦目は、4歳（船橋ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で左海誠二騎手（2戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るマクログリペンを次元の違う末脚でアタマ差だけ差し切って勝利をモノにする

6月14日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から24kg増やして迎えた8戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京ダート1300m 晴/良）に出走。15頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では見せ場を作れず9着に終わった。

7月26日、中5週で迎えた9戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（新潟芝1000m 曇/良）に出走。18頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。

8月22日、中3週で迎えた10戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（新潟芝1000m 晴/良）に出走。18頭立ての4番人気に推されて12番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月6日、中1週で迎えた11戦目は、武士沢友治騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（新潟芝1000m 晴/良）に出走。18頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。9着に敗れた。