ゴートゥザスタート（2009年生、母クレアコート）

ゴートゥザスタート（2009年4月16日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「位置について（スピードスケート）」。毛色は栗毛。種牡馬のタニノギムレット（当時10歳）と交配したクレアコートが23歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道勇払郡むかわ町、生産者は（有）登別上水牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方34戦2勝2着3回。主な勝ち鞍は2013年の一般C2八。

経歴

デビュー前

1歳のとき、上水牧場から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

伊藤大士厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2011年）

12月17日、デビュー戦は平野優騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は426kg。16頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は脚色が悪くなり11着に終わった。

3歳（2012年）

4月7日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた2戦目は、原田和真騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1800m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての15番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚がパッとせず11着に終わった。

6月9日、中8週で迎えた3戦目は、嶋田純次騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京芝1800m 雨/稍重）に51kgの軽斤量で出走。18頭立ての17番人気で大外18番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では末脚に勢いがなく15着に終わった。

8月2日、中7週で迎えた4戦目は、馬渕繁治騎手を鞍上に迎えて、一般C4-6（門別ダート1000m 晴/良）に出走。7頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では鋭い脚を使えず7着に終わった。

8月16日、中1週で迎えた5戦目は、井上俊彦騎手を鞍上に迎えて、一般C4-6（門別ダート1200m 曇/不良）に出走。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず9着に終わった。

8月29日、中1週で迎えた6戦目は、岩橋勇二騎手を鞍上に迎えて、一般C4-6（門別ダート1200m 曇/良）に出走。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり5着に終わった。

9月13日、中1週で迎えた7戦目は、桜井拓章騎手を鞍上に迎えて、一般C4-6（門別ダート1700m 晴/稍重）に出走。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい5着に終わった。

9月25日、中1週で迎えた8戦目は、一般C4-6（門別ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は井上俊彦騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では天性の負けん性を発揮してゴールまで力闘し、4着に入り込んだ。

10月9日、中1週で迎えた9戦目は、阪野学騎手を鞍上に迎えて、エンルム岬賞（門別ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に敗れた。

11月3日、中3週で迎えた10戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、一般C2十一（盛岡ダート1200m 曇/稍重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

11月10日、連闘で迎えた11戦目は、全国の騎手の想いを胸に突き進む（盛岡ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で高松亮騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では印象的な伸び脚で追い上げたが、勝ったウォーショースキーに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

11月18日、連闘で迎えた12戦目は、一般C2十（水沢ダート1300m 小雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で高松亮騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後はシュクハイと並んで1着同着となった。

11月24日、連闘で迎えた13戦目は、一般C2五（水沢ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で高松亮騎手（3戦1勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に敗れた。

12月10日、中1週で迎えた14戦目は、関本淳騎手を鞍上に迎えて、一般C2四（水沢ダート1300m 晴/不良）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、チングルマに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

12月17日、連闘で迎えた15戦目は、一般C2八（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は高松亮騎手（4戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びを欠き5着に敗れた。

12月23日、連闘で迎えた16戦目は、一般C2四（水沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は関本淳騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず4着に敗れた。

12月30日、連闘で迎えた17戦目は、陶文峰騎手を鞍上に迎えて、一般C2九（水沢ダート1400m 雨/不良）に出走。7頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず5着に終わった。

4歳（2013年）

1月5日、連闘で迎えた18戦目は、一般C2八（水沢ダート1300m 小雪/不良）に出走。鞍上は2戦連続で陶文峰騎手（1戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快な末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のボディアクションに2馬身半の差をつけてファンの支持に応えた。

1月13日、連闘で迎えた19戦目は、がんばろう東北（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で陶文峰騎手（2戦1勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち味の心肺能力で最後まで奮闘したが、勝ったソングライダーにねじ伏せられて2馬身半差の2着となった。

3月17日、中8週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた20戦目は、鈴木太一騎手を鞍上に迎えて、一般C3-2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではいいところがなく7着に敗れた。

3月26日、連闘で迎えた21戦目は、一般C3三（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木太一騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚にキレが無く6着に終わった。

4月7日、中1週で迎えた22戦目は、一般C3-5（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で鈴木太一騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず4着に終わった。

4月16日、連闘で迎えた23戦目は、一般C3-4（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で鈴木太一騎手（3戦0勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず6着に終わった。

4月23日、連闘で迎えた24戦目は、一般C3-6（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で鈴木太一騎手（4戦0勝）。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり6着に終わった。

4月28日、連闘で迎えた25戦目は、娯楽のグランゼーラ杯（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で鈴木太一騎手（5戦0勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず5着に終わった。

5月7日、連闘で迎えた26戦目は、松戸政也騎手を鞍上に迎えて、一般C3六（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天稟の負けじ魂を発揮してゴールまで力走したが、3着に終わった。

5月12日、連闘で迎えた27戦目は、江下英昭騎手を鞍上に迎えて、阿岸の郷まつり特別（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天性の負けじ魂を発揮してゴールまで力闘したが、最後はエイダイクリスと並んで3着同着となった。

5月19日、連闘で迎えた28戦目は、一般C4-6（金沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で江下英昭騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天稟の闘争心でゴールまで力走したが、4着に終わった。

5月26日、連闘で迎えた29戦目は、一般C4二（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で江下英昭騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず6着に終わった。

6月2日、連闘で迎えた30戦目は、一般C4六（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で江下英昭騎手（3戦0勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず5着に終わった。

6月9日、連闘で迎えた31戦目は、一般C4-2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で江下英昭騎手（4戦0勝）。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ伸び切れず8着に敗れた。

6月16日、連闘で迎えた32戦目は、一般C4-6（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で江下英昭騎手（5戦0勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず5着に終わった。

6月23日、連闘で迎えた33戦目は、とし君&みかさん結婚記念（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で江下英昭騎手（6戦0勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では伸びを欠き7着に終わった。

6月30日、連闘で迎えた34戦目は、一般C4-6（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は松戸政也騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場なく6着に終わった。

7月7日、連闘で迎えた35戦目は、青柳正義騎手を鞍上に迎えて、一般C4-2（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では目立つような脚を使えず6着に終わった。

7月14日、連闘で迎えた36戦目は、寺地誠一騎手を鞍上に迎えて、一般C4-6（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天性の闘争本能でゴールまで力闘し、3着に入り込んだ。

7月23日、連闘で迎えた37戦目は、一般C4-2（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は松戸政也騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では決め手が足りず7着に終わった。