ディアダンサー（2005年生、母メモリアルキッス）

ディアダンサー（2005年3月26日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のディアブロ（当時18歳）と交配したメモリアルキッスが8歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）富川田中牧場。戦績は、地方49戦4勝2着2回。2008年のフロイラインカップ(牝地方重賞)に勝利した他、2007年のアドマイヤジャパン賞を制するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、富川田中牧場から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

谷口常信厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2007年）

5月15日、デビュー戦は佐々木国明騎手を鞍上に据えて、牝馬限定2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は472kg。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、前で粘るガッツマンテンを上がり1位タイの末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

6月7日、中2週で迎えた2戦目は、藤倉寛幸騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのノーリーズン賞（旭川ダート1000m 雨/稍重）に出走。6頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月4日、中3週で迎えた3戦目は、小国博行騎手を鞍上に迎えて、2歳地方重賞の栄冠賞（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。最後はカミヒコーキと並んで4着同着となった。

7月19日、中1週で迎えた4戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのサマーチャレンジI（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月9日、中2週で迎えた5戦目は、牝馬限定2歳地方重賞のリリーカップ（旭川ダート1000m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で服部茂史騎手（1戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。8着に敗れた。

8月29日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた6戦目は、2歳オープンのターフチャレンジIII（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で服部茂史騎手（2戦0勝）。13頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。

9月12日、中1週で迎えた7戦目は、牝馬限定2歳地方重賞のフローラルカップ（旭川ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で服部茂史騎手（3戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったカミヒコーキから2馬身差の2着に敗北した。

9月27日、中1週で迎えた8戦目は、2歳オープンのうらかわ優駿ビレッジアエル特別（旭川ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で服部茂史騎手（4戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったビービーダークライから2馬身半差の2着に敗北した。

10月11日、中1週で迎えた9戦目は、牝馬限定2歳Jpn3のエーデルワイス賞（旭川ダート1600m 雨/不良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は6戦連続で服部茂史騎手（5戦0勝）。14頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月24日、中1週で迎えた10戦目は、2歳オープンのグラスワンダー賞（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で服部茂史騎手（6戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のインカローズに1馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

11月7日、中1週で迎えた11戦目は、2歳オープンのアドマイヤジャパン賞（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で服部茂史騎手（7戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のストロングライデンに3馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

3歳（2008年）

4月30日、約6か月の休養明けで迎えた12戦目は、3歳地方重賞の北斗盃（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で服部茂史騎手（8戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

5月22日、中2週で迎えた13戦目は、竹内仁志騎手を鞍上に迎えて、地方重賞のエトワール賞（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。13頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後はバテてしまい9着に敗れた。

6月3日、中1週で迎えた14戦目は、3歳地方重賞の北海優駿（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は服部茂史騎手（9戦2勝）。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。9着に敗れた。

6月26日、中2週で迎えた15戦目は、牝馬限定3歳地方重賞のフロイラインカップ（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で服部茂史騎手（10戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のタキノチドリに7馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

7月16日、中2週で迎えた16戦目は、ケンタウルス特別（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は佐々木国明騎手（1戦1勝）。14頭立ての5番人気で大外14番ゲートからスタート。5着に終わった。

8月14日、中3週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた17戦目は、カシオペア特別（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木国明騎手（2戦1勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。

9月10日、中3週で迎えた18戦目は、牝馬限定地方重賞のノースクイーンカップ（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐々木国明騎手（3戦1勝）。13頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。

9月24日、中1週で迎えた19戦目は、ふらのにんじん特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐々木国明騎手（4戦1勝）。11頭立ての8番人気で大外11番ゲートからスタート。5着に終わった。

10月7日、中1週で迎えた20戦目は、地方重賞の道営スプリント（旭川ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で佐々木国明騎手（5戦1勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。

10月16日、連闘で迎えた21戦目は、メグレス特別（旭川ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で佐々木国明騎手（6戦1勝）。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

10月30日、中1週で迎えた22戦目は、沙流川特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で佐々木国明騎手（7戦1勝）。16頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後はバテてしまい14着に敗れた。

4歳（2009年）

5月20日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた23戦目は、地方重賞のエトワール賞（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で佐々木国明騎手（8戦1勝）。14頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は一杯になって9着に終わった。

6月2日、中1週で迎えた24戦目は、亀井洋司騎手を鞍上に迎えて、ペガスス特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。13頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。最後は垂れてしまい10着に終わった。

6月18日、中1週で迎えた25戦目は、Jpn3の北海道スプリントカップ（門別ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で亀井洋司騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では見せ場を作れず9着に終わった。

7月2日、中1週で迎えた26戦目は、応援ビヤパーティーAiba浦河特別（門別ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で亀井洋司騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバテてしまい6着に終わった。

7月14日、中1週で迎えた27戦目は、バブルガムフェロー賞（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で亀井洋司騎手（3戦0勝）。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では切れる脚を使えず5着に敗れた。

7月30日、中1週で迎えた28戦目は、静内軽種馬生産振興会青年部特別（門別ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は小国博行騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はスピードが落ちてしまい9着に敗れた。

8月13日、中1週で迎えた29戦目は、伊藤千尋騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の繁盛店の生特別（門別ダート1800m 雨/重）に出走。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、後続との差を2馬身以上キープして、で馬群を引っ張る。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。最後は垂れてしまい5着に敗れた。

8月25日、中1週で迎えた30戦目は、トワイニング賞（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で伊藤千尋騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場なく9着に敗れた。

9月9日、中1週で迎えた31戦目は、平取町沙流川まつり特別（門別ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で伊藤千尋騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚がパッとせず10着に敗れた。

9月23日、中1週で迎えた32戦目は、牝馬限定地方重賞のノースクイーンカップ（門別ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で伊藤千尋騎手（3戦0勝）。14頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい13着に終わった。

10月7日、中1週で迎えた33戦目は、ハンデ戦の北海道日高装蹄師会特別（門別ダート2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で伊藤千尋騎手（4戦0勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は減速してしまい10着に終わった。

10月21日、中1週で迎えた34戦目は、襟裳岬特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で伊藤千尋騎手（5戦0勝）。16頭立ての11番人気で15番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。最後は脚勢が衰えて14着に終わった。

11月4日、中1週で迎えた35戦目は、様似アポイ特別（門別ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で伊藤千尋騎手（6戦0勝）。12頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。最後は脚色が悪くなり12着に終わった。

11月18日、中1週で迎えた36戦目は、鵡川カネダイ大野ししゃも特別（門別ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は8戦連続で伊藤千尋騎手（7戦0勝）。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では伸びを欠き8着に終わった。

5歳（2010年）

5月4日、約5か月半の休み明けで迎えた37戦目は、楽天競馬特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は佐々木国明騎手（9戦1勝）。12頭立ての10番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい9着に終わった。

5月19日、中1週で迎えた38戦目は、アンドロメダ特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木国明騎手（10戦1勝）。12頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では全く伸びず8着に終わった。

6月1日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた39戦目は、うまレタースプリング特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は伊藤千尋騎手（8戦0勝）。11頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線ではいいところがなく6着に終わった。

6月16日、中1週で迎えた40戦目は、ケフェウス特別（門別ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は佐々木国明騎手（11戦1勝）。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚を伸ばせず9着に終わった。

7月1日、中1週で迎えた41戦目は、アポイの奇跡ヒダカソウ特別（門別ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は伊藤千尋騎手（9戦0勝）。11頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚が振るわず5着に終わった。

7月14日、中1週で迎えた42戦目は、アルビレオ特別（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で伊藤千尋騎手（10戦0勝）。8頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では全く伸びず8着に終わった。

7月29日、中1週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた43戦目は、アルキオネ特別（門別ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で伊藤千尋騎手（11戦0勝）。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見せ場なく4着に終わった。

8月10日、中1週で迎えた44戦目は、ハンデ戦のマイネルラヴ賞（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で伊藤千尋騎手（12戦0勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後は力尽きて7着に終わった。

8月26日、中1週で迎えた45戦目は、つぼ八特別（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で伊藤千尋騎手（13戦0勝）。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では切れる脚を使えず9着に終わった。

9月7日、中1週で迎えた46戦目は、スズカフェニックス賞（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で伊藤千尋騎手（14戦0勝）。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。端をきり、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はガス欠状態になり5着に終わった。

9月23日、中1週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた47戦目は、ひだか応援隊h-keiba.net賞（門別ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で伊藤千尋騎手（15戦0勝）。11頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず10着に終わった。

10月5日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた48戦目は、応援ビヤパーティーAiba浦河特別（門別ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で伊藤千尋騎手（16戦0勝）。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見せ場なく8着に敗れた。

11月2日、中3週で迎えた49戦目は、11月3日船橋JBCあと1日特別（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で伊藤千尋騎手（17戦0勝）。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚勢が衰えて10着に終わった。