ヴィルトファング(2007年生、母ドラールフォンテン)

Wild Fang

2007.04.04

ヴィルトファング(2007年4月4日)は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のアジュディケーティング(当時20歳)と交配したドラールフォンテンが9歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は(株)オリオンファーム。戦績は、地方11戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は2009年のアタックチャレンジ。

経歴

デビュー前

当歳のとき、オリオンファームから「北海道オータムセールサラブレッド当歳」に上場されたが主取りとなった。1歳のとき、オリオンファームから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」と「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。

角川秀樹厩舎(北海道)へ入厩。

2歳(2009年)

6月18日、デビュー戦は桑村真明騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ門別ダート1200m 曇/稍重)に出走。馬体重は488kg。7頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は一杯になって5着に敗れた。

6月25日、連闘で迎えた2戦目は、2歳戦のルーキーチャレンジ門別ダート1200m 晴/稍重)に出走。鞍上は2戦連続で桑村真明騎手(1戦0勝)。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立ち、で集団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、モエレダイヤモンドにハナ差交わされて2着に甘んじた。

8月6日、中5週で迎えた3戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ門別ダート1200m 晴/良)に出走。鞍上は3戦連続で桑村真明騎手(2戦0勝)。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が鈍り7着に敗れた。

8月20日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ門別ダート1200m 雨/重)に出走。鞍上は4戦連続で桑村真明騎手(3戦0勝)。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に敗れた。

9月2日、中1週で迎えた5戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ門別ダート1000m 晴/稍重)に出走。鞍上は5戦連続で桑村真明騎手(4戦0勝)。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るツキミソウを圧倒的な末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて未勝利戦を制した。

9月17日、中1週で迎えた6戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのディクタット賞門別ダート1200m 晴/良)に出走。7頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見所を作れず5着に敗れた。

10月15日、中3週で迎えた7戦目は、川島雅人騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のフォーティナイナーズサン賞門別ダート1200m 晴/重)に出走。12頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚色が衰えて10着に終わった。

10月29日、中1週で迎えた8戦目は、佐々木国明騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のJAしずない万馬券特別門別ダート1200m 曇/重)に出走。12頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚がパッとせず11着に終わった。

11月18日、中2週で迎えた9戦目は、2歳戦のウィナーズチャレンジ門別ダート1200m 晴/不良)に出走。鞍上は桑村真明騎手(5戦1勝)。13頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、伸びてきたマックスビート決め手に屈して3/4馬身差の2着となった。

3歳(2010年)

4月28日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた10戦目は、3歳戦のアルキバ特別門別ダート1200m 曇/稍重)に出走。鞍上は2戦連続で桑村真明騎手(6戦1勝)。7頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見せ場なく4着に敗れた。

5月13日、中1週で迎えた11戦目は、3歳オープンの立夏特別門別ダート1200m 曇/不良)に出走。鞍上は3戦連続で桑村真明騎手(7戦1勝)。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では切れる脚を使えず8着に終わった。