モエレダイヤモンド（2007年生、母ドクターノーヴァ）

モエレダイヤモンド（2007年3月7日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋ダイヤモンド」。毛色は鹿毛。種牡馬のゴールドヘイロー（当時10歳）と交配したドクターノーヴァが14歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は中田英樹。戦績は、中央平地2戦0勝、地方28戦2勝2着3回。2010年の飛燕賞(KJ3)で2着に入った他、2009年のウィナーズチャレンジで3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

広森久雄厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2009年）

6月18日、デビュー戦は五十嵐冬樹騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。馬体重は442kg。7頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では目立つような脚を使えず3着に終わった。

6月25日、連闘で迎えた2戦目は、2歳戦のルーキーチャレンジ（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るヴィルトファングを上がり2位の末脚でハナ差だけ差し切って初勝利を挙げた。

7月14日、中2週で迎えた3戦目は、2歳オープンのシニスターミニスター賞（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で五十嵐冬樹騎手（2戦1勝）。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に終わった。

7月22日、連闘で迎えた4戦目は、2歳オープンのウィナーズチャレンジ（門別ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で五十嵐冬樹騎手（3戦1勝）。5頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず3着に終わった。

8月11日、中2週で迎えた5戦目は、牝馬限定2歳地方重賞のリリーカップ（門別ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で五十嵐冬樹騎手（4戦1勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に敗れた。

8月20日、連闘で迎えた6戦目は、2歳オープンのアグネスフライト賞（門別ダート1000m 雨/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で五十嵐冬樹騎手（5戦1勝）。6頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい5着に終わった。

10月6日、中6週で迎えた7戦目は、坂下秀樹騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンの日高町獣医師会特別（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。13頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい9着に終わった。

10月20日、中1週で迎えた8戦目は、小林靖幸騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンの未来優駿2009サッポロクラシックカップ（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。13頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では脚が残っておらず11着に終わった。

10月29日、連闘で迎えた9戦目は、2歳戦のJAしずない万馬券特別（門別ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で小林靖幸騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に終わった。

3歳（2010年）

1月2日、中8週で迎えた10戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の初夢特別（佐賀ダート1800m 曇/良）に出走。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。

1月24日、中2週で迎えた11戦目は、牝馬限定3歳地方重賞の花吹雪賞（佐賀ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では伸びが甘くなり、4着に終わった。

2月7日、中1週で迎えた12戦目は、3歳戦の日峯特別（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山口勲騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

2月21日、中1週で迎えた13戦目は、3歳KJ3の飛燕賞（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山口勲騎手（3戦0勝）。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ゴールドセントに交わされて2馬身半差の2着となった。

4月11日、中6週で迎えた14戦目は、3歳戦の肥前特別（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で山口勲騎手（4戦0勝）。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいい脚を見せられず7着に敗れた。

4月25日、中1週で迎えた15戦目は、吉留孝司騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳KJ1のル・プランタン賞（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では見所を作れず6着に終わった。

5月16日、中2週で迎えた16戦目は、3歳戦の鯱の門特別（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は山口勲騎手（5戦0勝）。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではキレのいい末脚を繰り出したが、3着に終わった。

5月29日、中1週で迎えた17戦目は、西村栄喜騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の仙水峡特別（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、抜け出したカジノメンバーを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着に敗北した。

6月13日、中1週で迎えた18戦目は、3歳戦の耶馬渓特別（佐賀ダート1750m 曇/稍重）に出走。鞍上は山口勲騎手（6戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びを欠き5着に敗れた。

6月27日、中1週で迎えた19戦目は、3歳戦の七ツ釜特別（佐賀ダート1750m 雨/不良）に出走。鞍上は西村栄喜騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では物凄い伸び脚で猛進したが、ダンツウォッチに交わされて2馬身差の2着となった。

7月11日、中1週で迎えた20戦目は、3歳戦の青島特別（佐賀ダート1750m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で西村栄喜騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では自慢の末脚を爆発させて楽々と抜け出し、最後は2着のトーホクカントリーに5馬身の差をつけて制した。

7月25日、中1週で迎えた21戦目は、3歳以上500万下の有明特別（小倉芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で西村栄喜騎手（3戦1勝）。11頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず9着に終わった。

8月29日、中4週で迎えた22戦目は、3歳以上500万下の別府特別（小倉芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で西村栄喜騎手（4戦1勝）。14頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では末脚に勢いがなく13着に終わった。

9月26日、中3週で馬体重を前走から20kg増やして迎えた23戦目は、3歳KJ2のロータスクラウン賞（佐賀ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で西村栄喜騎手（5戦1勝）。12頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に終わった。

10月9日、中1週で迎えた24戦目は、オクトーバー特別（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で西村栄喜騎手（6戦1勝）。11頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では全く伸びず9着に終わった。

10月24日、中1週で迎えた25戦目は、オパール特別（佐賀ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で西村栄喜騎手（7戦1勝）。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚が振るわず10着に敗れた。

12月5日、中5週で迎えた26戦目は、長崎街道北方宿賞（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で西村栄喜騎手（8戦1勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に終わった。

12月26日、中2週で迎えた27戦目は、田中直人騎手を鞍上に迎えて、カウントダウン2010（佐賀ダート1400m 雪/稍重）に出走。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では末脚が冴えず5着に敗れた。

4歳（2011年）

1月9日、中1週で迎えた28戦目は、3歳以上C1-3（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中直人騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚がパッとせず4着に終わった。

1月29日、中2週で迎えた29戦目は、セレブレイトカップ（佐賀ダート1400m 雪/良）に出走。鞍上は3戦連続で田中直人騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見せ場を作れず5着に終わった。

2月12日、中1週で迎えた30戦目は、プリンシパルカップ（佐賀ダート1400m 小雪/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で田中直人騎手（3戦0勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず8着に敗れた。