テイオーモナナ（1998年生、母ウッドストリーム）

テイオーモナナ（1998年4月21日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のティンバーカントリー（当時6歳）と交配したウッドストリームが20歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）日西牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方24戦15勝。主な勝ち鞍は2002年のあじさい特別(B1)。

経歴

デビュー前

坂井孝義厩舎（佐賀）へ入厩。

3歳（2001年）

6月11日、デビュー戦は東真市騎手を鞍上に据えて、3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。馬体重は565kg。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のスズノムーブに5馬身の差をつけて初白星を挙げた。

6月24日、中1週で迎えた2戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で東真市騎手（1戦1勝）。6頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のメモリアルレイを3/4馬身振り切って制した。

7月8日、中1週で迎えた3戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で東真市騎手（2戦2勝）。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のコウセイヒットに8馬身の差をつけて負け無しの3連勝を決めた。

7月28日、中2週で迎えた4戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で東真市騎手（3戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のワンスモアーに7馬身の差をつけて負け知らずの4連勝を決めた。

8月13日、中1週で迎えた5戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で東真市騎手（4戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。

11月14日、約3か月の休み明けで迎えた6戦目は、3歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で東真市騎手（5戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のウッディハートに6馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

11月25日、中1週で迎えた7戦目は、3歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で東真市騎手（6戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のサンライズサクセスに5馬身の差をつけて6勝目を獲得した。

12月16日、中2週で迎えた8戦目は、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で東真市騎手（7戦6勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のブラックスイセイに6馬身の差をつけて7勝目を掴み取った。

12月31日、中1週で迎えた9戦目は、グッバイ 2001（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は9戦連続で東真市騎手（8戦7勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のトモノアイデアに7馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

4歳（2002年）

1月26日、中3週で迎えた10戦目は、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は10戦連続で東真市騎手（9戦8勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のオリオンザオーカンに約12馬身の大差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

2月23日、中3週で迎えた11戦目は、3歳以上C1（佐賀ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で東真市騎手（10戦9勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のリンデンリバティーに4馬身の差をつけて獅子奮迅の6連勝を決めた。

3月11日、中1週で迎えた12戦目は、九千部賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で東真市騎手（11戦10勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のキングウイザードに1馬身の差をつけて圧巻の7連勝を決めた。

5月6日、中7週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた13戦目は、3歳以上B2（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で東真市騎手（12戦11勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のハヤノショーウンに7馬身の差をつけて貫禄の8連勝を決めた。

5月26日、中2週で迎えた14戦目は、3歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で東真市騎手（13戦12勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のネバーザブリーズに1馬身半の差をつけて驚異の9連勝を決めた。

6月9日、中1週で迎えた15戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、3歳以上A2 B1 B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のマツノヘイローに5馬身の差をつけて10連勝を達成した。

6月30日、中2週で迎えた16戦目は、あじさい特別（佐賀ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は東真市騎手（14戦13勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。端をきり、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のウィズコンテントを3/4馬身振り切って連勝数を11に伸ばした。

5歳（2003年）

3月15日、約8か月半の休み明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた17戦目は、橋本美純騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1700m 曇/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて8番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では脚が残っておらず11着に敗れた。

3月22日、連闘で迎えた18戦目は、川島信二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1700m 小雨/良）に出走。16頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は勢いを失って9着に敗れた。

4月5日、中1週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた19戦目は、高田潤騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（阪神ダート1800m 曇/不良）に出走。16頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が悪くなり14着に終わった。

5月15日、中5週で迎えた20戦目は、小山信行騎手を鞍上に迎えて、志摩磯部特別（名古屋ダート1600m 雨/不良）に出走。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月10日、中3週で迎えた21戦目は、花しょうぶ特別（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小山信行騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。10着に敗れた。

10月27日、約4か月半の休み明けで迎えた22戦目は、竹下太騎手を鞍上に迎えて、秋明菊特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。11着に終わった。

11月12日、中1週で迎えた23戦目は、一般B2（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は小山信行騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。10着に終わった。

11月19日、連闘で迎えた24戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、白山特別（笠松ダート1600m 雨/良）に出走。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず6着に終わった。

11月28日、連闘で迎えた25戦目は、プラタナス特別（名古屋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

12月12日、中1週で迎えた26戦目は、新穂高特別（笠松ダート1800m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で岡部誠騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず8着に終わった。

12月22日、中0週で迎えた27戦目は、一般B2（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で岡部誠騎手（3戦0勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。3着を確保した。