ラフカディオ(2015年生、母シャルマンレーヌ)

Lafcadio

2015.03.14

ラフカディオ(2015年3月14日)は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「人名より」。毛色は栗毛。種牡馬のノヴェリスト(当時6歳)と交配したシャルマンレーヌが12歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は岡田スタツド。主な勝ち鞍は2021年の一般C2七。

経歴

デビュー前

当歳のとき、岡田スタッドから「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場されたが主取りとなった。

ノルマンディーオーナーズクラブにて総額1,000万円(2.5万×400口)で一口馬主が募集された。

矢野英一厩舎(美浦)へ入厩。

2歳(2017年)

11月11日、デビュー戦は戸崎圭太騎手を鞍上に据えて、2歳新馬東京ダート1600m 晴/良)に出走。馬体重は508kg。14頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。端を奪う形となり、ゆったりとしたペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み6着に沈んだ。

12月3日、中2週で迎えた2戦目は、浜中俊騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利阪神ダート1200m 晴/良)に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての7番人気で大外16番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びあぐねて6着に敗れた。

3歳(2018年)

2月24日、約3か月の間隔を開けて迎えた3戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利中山ダート1200m 晴/良)に出走。16頭立ての4番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、伸びてきたノボマハロ決め手に屈して3/4馬身差の2着に敗北した。

4歳(2019年)

1月18日、約11か月の休養明けで迎えた4戦目は、山田祥雄騎手を鞍上に迎えて、一般C6名古屋ダート1400m 晴/良)に出走。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、クロスデスティニーに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。

1月23日、連闘で迎えた5戦目は、一般C14笠松ダート1400m 晴/良)に出走。鞍上は2戦連続で山田祥雄騎手(1戦0勝)。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のモンパルナスに5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

1月31日、連闘で迎えた6戦目は、一般C7名古屋ダート1400m 雨/稍重)に出走。鞍上は3戦連続で山田祥雄騎手(2戦1勝)。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のアンジェロッティをアタマ差振り切って圧倒的人気に応えた。

5月16日、約3か月半の休養明けで迎えた7戦目は、一般C10名古屋ダート1400m 晴/稍重)に出走。鞍上は4戦連続で山田祥雄騎手(3戦2勝)。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では迫力十分の伸び脚で猛進したが、プリンセスアールにハナ差交わされて2着に甘んじた。

6月27日、中5週で馬体重を前走から28kg増やして迎えた8戦目は、一般C4名古屋ダート1400m 雨/重)に出走。鞍上は5戦連続で山田祥雄騎手(4戦2勝)。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ガーネットカイザーに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

10月15日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から20kg絞って迎えた9戦目は、一般C12名古屋ダート1400m 晴/重)に出走。鞍上は6戦連続で山田祥雄騎手(5戦2勝)。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のモスローズに6馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

5歳(2020年)

11月14日、約13か月の休み明けで迎えた10戦目は、小林凌大騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス福島ダート1150m 晴/良)に54kgの軽斤量で出走。16頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。最後はガス欠状態になり14着に終わった。

12月6日、中2週で迎えた11戦目は、黛弘人騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス中京ダート1200m 晴/良)に出走。16頭立ての15番人気で12番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では見せ場なく16着に終わった。

6歳(2021年)

1月17日、中5週で馬体重を前走から22kg増やして迎えた12戦目は、柴田大知騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス中山ダート1200m 曇/良)に出走。16頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では余力が残っておらず14着に終わった。

4月10日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から20kg絞って迎えた13戦目は、森裕太朗騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス新潟ダート1200m 晴/良)に出走。15頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず10着に終わった。

5月1日、中2週で迎えた14戦目は、服部寿希騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス新潟芝1400m 曇/稍重)に54kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての15番人気で6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後は垂れてしまい15着に終わった。

2021年5月5日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

6月13日、中5週で迎えた15戦目は、米倉知騎手を鞍上に迎えて、一般C2七金沢ダート1500m 曇/良)に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のラッキータカチャンに4馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

6月27日、中1週で迎えた16戦目は、一般C2四金沢ダート1500m 雨/重)に出走。鞍上は2戦連続で米倉知騎手(1戦1勝)。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一歩一歩確実に終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のトゥーゲントに2馬身半の差をつけて断然の支持に応えた。

7月4日、連闘で迎えた17戦目は、祝!?林孝祐誕生日記念金沢ダート1400m 曇/稍重)に出走。鞍上は3戦連続で米倉知騎手(2戦2勝)。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のウインアマルフィを半馬身振り切って6勝目をゲットした。

7月25日、中2週で迎えた18戦目は、楽天でポッイントもらっちゃおう賞金沢ダート1500m 晴/良)に出走。鞍上は4戦連続で米倉知騎手(3戦3勝)。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚が続かず、4着に終わった。

8月24日、中3週で迎えた19戦目は、兵庫県競馬の雄 タガノゴールドメモリアル金沢ダート1400m 雨/稍重)に出走。鞍上は5戦連続で米倉知騎手(4戦3勝)。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず5着に敗れた。

9月5日、中1週で迎えた20戦目は、栗原大河騎手を鞍上に迎えて、サフラン賞金沢ダート1500m 晴/稍重)に出走。8頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では余力が残っておらず6着に敗れた。

9月22日、中1週で迎えた21戦目は、堀場裕充騎手を鞍上に迎えて、能登富士特別金沢ダート1700m 雨/不良)に出走。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では末脚を伸ばせず5着に終わった。

10月4日、中1週で迎えた22戦目は、石川県畜産協会長賞金沢ダート1500m 晴/良)に出走。鞍上は栗原大河騎手(1戦0勝)。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では伸びあぐねて6着に終わった。

デビュー前

当歳のとき、岡田スタッドから「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場されたが主取りとなった。

ノルマンディーオーナーズクラブにて総額1,000万円(2.5万×400口)で一口馬主が募集された。

室井眞文厩舎(金沢)へ入厩。

12月28日、約3か月の間隔を開けて迎えた23戦目は、塚本弘隆騎手を鞍上に迎えて、年末も楽天競馬で投票!賞金沢ダート1500m 曇/不良)に出走。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では脚を伸ばせず8着に終わった。

2022年1月4日付で地方競馬の競走馬登録を抹消した。