アドマイヤフォルム（2013年生、母トラヴェシーア）

アドマイヤフォルム（2013年5月7日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋姿勢（独）」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のクロフネ（当時15歳）と交配したトラヴェシーアが5歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。2019年のサラ系障害4歳以上オープン(障害4歳以上オープン)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、ノーザンレーシングから「セレクトセールサラブレッド1歳」に上場され、近藤利一によって1,944万円で落札された。

橋田満厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2015年）

11月15日、デビュー戦は岩田康誠騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝1800m 外回り曇/重）に出走。馬体重は462kg。16頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後はタレてしまい16着に終わった。

12月12日、中3週で迎えた2戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。15頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚が振るわず10着に終わった。

3歳（2016年）

1月23日、中5週で迎えた3戦目は、菱田裕二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1400m 曇/稍重）に出走。16頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい13着に終わった。

2月13日、中2週で迎えた4戦目は、F.ヴェロン騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1200m 曇/良）に出走。16頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず8着に終わった。

4月2日、中6週で迎えた5戦目は、義英真騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見所を作れず6着に終わった。

5月8日、中4週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で義英真騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では全く伸びず6着に終わった。

6月11日、中4週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で義英真騎手（2戦0勝）。16頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はバタバタになってしまい14着に終わった。

8月6日、中7週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で義英真騎手（3戦0勝）。16頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい12着に終わった。

9月11日、中4週で迎えた9戦目は、北沢伸也騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート2970m 晴）に出走。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

10月22日、中5週で迎えた10戦目は、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で北沢伸也騎手（1戦0勝）。13頭立ての12番人気で大外13番ゲートからスタート。最後は、勝ったグッドスカイからクビ差の2着となった。

11月13日、中2週で迎えた11戦目は、障害3歳以上未勝利（福島障害芝2750m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で北沢伸也騎手（2戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のシゲルクロメバルに約11馬身の大差をつけて待望の初白星を挙げた。

12月10日、中3週で迎えた12戦目は、障害3歳以上オープン（中京障害芝3300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で北沢伸也騎手（3戦1勝）。14頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。3着に入った。

4歳（2017年）

3月18日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた13戦目は、高田潤騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上オープン（中京障害芝3300m 晴/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。14着に敗れた。

4月8日、中2週で迎えた14戦目は、障害4歳以上オープン（福島障害芝2750m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で高田潤騎手（1戦0勝）。14頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。9着に敗れた。

5月13日、中4週で迎えた15戦目は、障害4歳以上オープン（新潟障害芝3290m 外→内雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で高田潤騎手（2戦0勝）。14頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。13着に終わった。

9月2日、約3か月半の休み明けで迎えた16戦目は、障害3歳以上オープン（小倉障害芝2860m 晴/良）に出走。鞍上は北沢伸也騎手（4戦1勝）。12頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。10着に終わった。

11月3日、中8週で迎えた17戦目は、障害3歳以上オープン（福島障害芝3350m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で北沢伸也騎手（5戦1勝）。14頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のクラシックマークに3馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

12月9日、中4週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた18戦目は、障害3歳以上オープン（中京障害芝3300m 曇/良）に62kgの斤量を背負って出走。鞍上は3戦連続で北沢伸也騎手（6戦2勝）。14頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。5着に終わった。

5歳（2018年）

1月13日、中4週で迎えた19戦目は、サラ系障害4歳以上オープン（中京障害芝3330m 晴/良）に62kgの斤量を背負って出走。鞍上は4戦連続で北沢伸也騎手（7戦2勝）。14頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

2月12日、中3週で迎えた20戦目は、西谷誠騎手を鞍上に迎えて、春麗ジャンプステークス（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。14頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。9着に終わった。

4月21日、中9週で迎えた21戦目は、サラ系障害4歳以上オープン（福島障害芝3380m 晴/良）に出走。鞍上は北沢伸也騎手（8戦2勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

7月7日、約2か月半の間隔を開けて迎えた22戦目は、サラ系障害3歳以上オープン（福島障害芝2750m 小雨/稍重）に62kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で北沢伸也騎手（9戦2勝）。14頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。

11月3日、約4か月の休み明けで迎えた23戦目は、サラ系障害3歳以上オープン（福島障害芝3350m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で北沢伸也騎手（10戦2勝）。14頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。8着に敗れた。

12月8日、中4週で迎えた24戦目は、サラ系障害3歳以上オープン（中京障害芝3300m 曇/良）に62kgの斤量を背負って出走。鞍上は4戦連続で北沢伸也騎手（11戦2勝）。14頭立ての11番人気で大外14番ゲートからスタート。4着に入り込んだ。

6歳（2019年）

1月19日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた25戦目は、サラ系障害4歳以上オープン（中京障害芝3330m 晴/良）に62kgの斤量を背負って出走。鞍上は5戦連続で北沢伸也騎手（12戦2勝）。14頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。

2月2日、中1週で迎えた26戦目は、サラ系障害4歳以上オープン（中京障害芝3330m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で北沢伸也騎手（13戦2勝）。14頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。

4月20日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から10kg減らして迎えた27戦目は、サラ系障害4歳以上オープン（福島障害芝3380m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で北沢伸也騎手（14戦2勝）。14頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったハルキストンから3馬身差の2着となった。

5月18日、中3週で迎えた28戦目は、サラ系障害4歳以上オープン（新潟障害芝3290m 外→内晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で北沢伸也騎手（15戦2勝）。14頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。11着に敗れた。

6月9日、中2週で迎えた29戦目は、障害3歳以上オープン（阪神障害芝→ダート3110m 晴）に62kgの斤量を背負って出走。鞍上は9戦連続で北沢伸也騎手（16戦2勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月19日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた30戦目は、障害3歳以上オープン（新潟障害芝3250m 外→内曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で北沢伸也騎手（17戦2勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。5着に終わった。

11月2日、中1週で迎えた31戦目は、小坂忠士騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上オープン（福島障害芝3350m 晴/良）に出走。14頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。10着に敗れた。