ヤマノグリッターズ（2018年生、母コーラルグリッタ）

ヤマノグリッターズ（2018年2月23日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+母名より」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のエイシンフラッシュ（当時11歳）と交配したコーラルグリッタが10歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は猿橋義昭。主な勝ち鞍は2022年の障害4歳以上未勝利。

経歴

デビュー前

1歳のとき、猿橋義昭から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。同年、猿橋義昭から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、澤村敏雄によって550万円で落札された。

田中清隆厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2020年）

7月11日、デビュー戦は蛯名正義騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（福島芝1800m 曇/稍重）に出走。馬体重は478kg。13頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではいい脚を見せられず6着に終わった。

8月1日、中2週で迎えた2戦目は、嘉藤貴行騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟芝1600m 外回り曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。17頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず7着に終わった。

8月22日、中2週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で嘉藤貴行騎手（1戦0勝）。15頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。最後はバタバタになってしまい15着に敗れた。

11月7日、約2か月半の間隔を開けて迎えた4戦目は、2歳未勝利（東京芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で嘉藤貴行騎手（2戦0勝）。18頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張り、6着に入り込んだ。

11月28日、中2週で迎えた5戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京芝1800m 晴/良）に出走。14頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず7着に敗れた。

3歳（2021年）

1月16日、中6週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた6戦目は、木幡巧也騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。15頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず6着に敗れた。

1月30日、中1週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた7戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝2000m 晴/重）に出走。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く5着に敗れた。

2月20日、中2週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は嘉藤貴行騎手（3戦0勝）。16頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、馬場の外目を回って5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず7着に終わった。

4月25日、中8週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（東京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で嘉藤貴行騎手（4戦0勝）。14頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位争いには参加できず6着に敗れた。

5月16日、中2週で迎えた10戦目は、3歳未勝利（東京芝2000m 小雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で嘉藤貴行騎手（5戦0勝）。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今一つ伸び切れず7着に敗れた。

6月12日、中3週で迎えた11戦目は、黛弘人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌芝2000m 曇/良）に出走。15頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、馬場の外目を回って5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では全く伸びず8着に敗れた。

7月4日、中2週で迎えた12戦目は、3歳未勝利（函館芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で黛弘人騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを6番手で通過。直線ではいい脚を見せられず10着に終わった。

7月25日、中2週で迎えた13戦目は、3歳未勝利（函館芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で黛弘人騎手（2戦0勝）。16頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚勢が衰えて14着に終わった。

11月14日、約3か月半の休養明けで迎えた14戦目は、大庭和弥騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（福島障害芝2750m 晴/良）に出走。11頭立ての10番人気で大外11番ゲートからスタート。8着に終わった。

12月12日、中3週で迎えた15戦目は、障害3歳以上未勝利（中山障害芝2880m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で大庭和弥騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったアルトリウスから9馬身差の2着となった。

4歳（2022年）

1月9日、中3週で迎えた16戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝2880m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で大庭和弥騎手（2戦0勝）。13頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のマイネルグロンをクビ差制して待望の初白星を挙げた。

8月20日、約7か月半の休養明けで迎えた17戦目は、障害3歳以上オープン（新潟障害芝2850m 外→内雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で大庭和弥騎手（3戦1勝）。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。

10月22日、中8週で迎えた18戦目は、大江原圭騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上オープン（新潟障害芝3250m 外→内曇/良）に出走。13頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。12着に終わった。

10月29日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた19戦目は、上野翔騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上オープン（新潟障害芝2850m 外→内曇/良）に出走。11頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。9着に終わった。

5歳（2023年）

1月7日、中9週で馬体重を前走から14kg戻して迎えた20戦目は、中山新春ジャンプステークス（中山障害芝3200m 外→内晴/良）に出走。鞍上は大庭和弥騎手（4戦1勝）。11頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。11着に終わった。

2月4日、中3週で迎えた21戦目は、草野太郎騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上オープン（小倉障害芝3390m 曇/良）に出走。14頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。13着に終わった。

2月18日、中1週で迎えた22戦目は、障害4歳以上オープン（小倉障害芝3390m 小雨/稍重）に出走。鞍上は大江原圭騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。11着に終わった。

3月25日、中4週で迎えた23戦目は、蓑島靖典騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上オープン（阪神障害芝3110m 曇/稍重）に出走。13頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。6着に終わった。

7月29日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた24戦目は、J・G3の新潟ジャンプステークス（新潟障害芝3250m 外→内晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は草野太郎騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

8月19日、中2週で迎えた25戦目は、障害3歳以上オープン（新潟障害芝2850m 外→内晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で草野太郎騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

9月16日、中3週で迎えた26戦目は、五十嵐雄祐騎手を鞍上に迎えて、阪神ジャンプステークス（阪神障害芝3140m 晴/良）に出走。14頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

10月15日、中3週で迎えた27戦目は、東京ハイジャンプ（東京障害芝3110m 曇/重）に出走。鞍上は大江原圭騎手（2戦0勝）。12頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。12着に終わった。