ビャクゴウテン（1991年生、母ダイナナルーキー）

ビャクゴウテン（1991年5月4日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は芦毛。種牡馬のメリーナイス（当時7歳）と交配したダイナナルーキーが18歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は坂本春雄。戦績は、中央平地5戦1勝2着2回、地方21戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は1994年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

藤原敏文厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1993年）

11月7日、デビュー戦は田中勝春騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京ダート1400m 曇/良）に出走。馬体重は506kg。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では閃光のような末脚を発揮し、3着に入った。

11月20日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（東京ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中勝春騎手（1戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では迫力満点の伸び脚で急追したが、勝ったシュレーダーに詰め切れず、3馬身半差の2着に敗北した。

3歳（1994年）

3月6日、約3か月半の休養明けで迎えた3戦目は、4歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田中勝春騎手（2戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて14番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、5着に終わった。

3月26日、中2週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で田中勝春騎手（3戦0勝）。15頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったドウカンパレードに詰め切れず、1馬身3/4差の2着に敗北した。

4月9日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で田中勝春騎手（4戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、些か速いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では途轍もない末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のマルフクダイゼンに1馬身の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

11月14日、約7か月半の休み明けで迎えた6戦目は、藤村龍也騎手を鞍上に迎えて、一般A B1（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月15日、中3週で迎えた7戦目は、水野貴史騎手を鞍上に迎えて、一般A B1（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。9着に敗れた。

4歳（1995年）

1月4日、中2週で迎えた8戦目は、一般A B1（高崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は藤村龍也騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。11着に敗れた。

1月13日、連闘で迎えた9戦目は、ききょう特別（高崎ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤村龍也騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。9着に終わった。

3月9日、中7週で迎えた10戦目は、斉藤誠騎手を鞍上に迎えて、一般B1-2（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。

3月21日、中1週で迎えた11戦目は、加藤和宏騎手を鞍上に迎えて、一般B1 B2-3（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月29日、中9週で馬体重を前走から21kg増やして迎えた12戦目は、一般B2 B3-2（高崎ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は水野貴史騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。8着に終わった。

10月10日、約4か月半の休み明けで迎えた13戦目は、米田真由美騎手を鞍上に迎えて、一般B2 B3-2（高崎ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。

11月12日、中4週で迎えた14戦目は、久保田政弘騎手を鞍上に迎えて、一般B2 B3-3（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。

11月24日、中1週で迎えた15戦目は、一般B3 C1-3（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で久保田政弘騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月18日、中2週で迎えた16戦目は、一般B3-3（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で久保田政弘騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。9着に終わった。

5歳（1996年）

2月7日、中6週で迎えた17戦目は、一般B3-3（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は斉藤誠騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったフジノクールからクビ差の2着となった。

2月20日、中1週で迎えた18戦目は、一般B3-3（高崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は米田真由美騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月2日、中1週で迎えた19戦目は、一般B3 C1-3（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は水野貴史騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったマルワカブライアンから3馬身差の2着に敗北した。

3月12日、中0週で迎えた20戦目は、横山克彦騎手を鞍上に迎えて、金精峠特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。10着に敗れた。

3月27日、中1週で迎えた21戦目は、一般B3 C1-3（高崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は水野貴史騎手（3戦0勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。8着に敗れた。

4月18日、中2週で迎えた22戦目は、一般B3 C1-3（高崎ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は久保田政弘騎手（3戦0勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。10着に終わった。

5月6日、中2週で迎えた23戦目は、一般B3 C1-3（高崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は横山克彦騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。9着に終わった。

7月18日、中9週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた24戦目は、一般C1 C2-4（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は水野貴史騎手（4戦0勝）。7頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のアヤノボーイに4馬身の差をつけて久しぶりに美酒を浴びた。

8月11日、中2週で迎えた25戦目は、鳥居峠特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は久保田政弘騎手（4戦0勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。6着に敗れた。

9月6日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた26戦目は、金精峠特別（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は水野貴史騎手（5戦1勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。