ビービーグラード（2009年生、母ダンストンガイア）

経歴

デビュー前

1歳のとき、三浦牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

角川秀樹厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2011年）

8月11日、デビュー戦は山口竜一騎手を鞍上に据えて、2歳戦のスーパーフレッシュチャレンジ競走（門別ダート1700m 晴/良）に出走。馬体重は490kg。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

8月23日、中1週で迎えた2戦目は、2歳戦のルーキーチャレンジ（門別ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山口竜一騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のアゾに4馬身の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

9月15日、中2週で迎えた3戦目は、桑村真明騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の「がんばれ!ホッカイドウ競馬」特別（門別ダート1200m 曇/重）に出走。6頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではきっちりと末脚を伸ばして、最後は2着のグラッドクライを半馬身振り切って単勝一倍台の期待に応えた。

10月12日、中3週で迎えた4戦目は、岩橋勇二騎手を鞍上に迎えて、2歳地方重賞のサンライズカップ（門別ダート1700m 曇/重）に出走。12頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には食い込めず7着に終わった。

3歳（2012年）

8月2日、約10か月の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた5戦目は、浜木綿特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は桑村真明騎手（1戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、3着に終わった。

8月16日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた6戦目は、サッポロ北海道PREMIUM特別（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で桑村真明騎手（2戦1勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走したが、4着に終わった。

8月30日、中1週で迎えた7戦目は、にったん管内農協「よい食」特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で桑村真明騎手（3戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では決め手に欠いて6着に敗れた。

9月13日、中1週で迎えた8戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、地鶏日本一の徳島県阿波尾鶏特別（門別ダート1800m 晴/稍重）に出走。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚が振るわず8着に終わった。

9月27日、中1週で迎えた9戦目は、Aiba静内祭特別（門別ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は桑村真明騎手（4戦1勝）。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びを欠き11着に敗れた。

10月11日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた10戦目は、幌尻岳賞（門別ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で桑村真明騎手（5戦1勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚が振るわず9着に終わった。

10月30日、中2週で迎えた11戦目は、阿部龍騎手を鞍上に迎えて、ホテル四季の風賞（門別ダート1200m 曇/重）に出走。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

11月13日、中1週で迎えた12戦目は、胆振軽種馬農業協同組合賞（門別ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で阿部龍騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず5着に終わった。

12月30日、中6週で馬体重を前走から19kg減らして迎えた13戦目は、柏木健宏騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の3歳C3（大井ダート1400m 雨/不良）に出走。14頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位には届かず6着に敗れた。

4歳（2013年）

5月17日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg戻して迎えた14戦目は、小林拓未騎手を鞍上に迎えて、一般C3一二（大井ダート1200m 晴/良）に出走。11頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には届かず8着に終わった。

6月7日、中2週で迎えた15戦目は、一般C3一二（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林拓未騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では強靭な末脚を繰り出し、5着に入り込んだ。

6月28日、中2週で迎えた16戦目は、一般C2十五十六（大井ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で小林拓未騎手（2戦0勝）。14頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では閃光のような末脚を発揮し、3着に入った。

7月10日、中1週で迎えた17戦目は、一般C3六七（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小林拓未騎手（3戦0勝）。14頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では鮮烈な末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のケイティズリングに1馬身1/4の差をつけて久方ぶりに勝利を挙げた。

8月2日、中2週で迎えた18戦目は、一般C2十十一（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で小林拓未騎手（4戦1勝）。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では閃光のような末脚を繰り出したが、4着に終わった。

8月15日、中1週で迎えた19戦目は、一般C2八九十（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で小林拓未騎手（5戦1勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

8月30日、中1週で迎えた20戦目は、一般C2九十（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で小林拓未騎手（6戦1勝）。14頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では天稟の勝負根性でゴールまで力走し、5着に入り込んだ。

9月20日、中2週で迎えた21戦目は、一般C2八（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で小林拓未騎手（7戦1勝）。14頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず8着に敗れた。

10月2日、中1週で迎えた22戦目は、一般C2六七（大井ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は9戦連続で小林拓未騎手（8戦1勝）。14頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では鬼脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のオールザリュウエンに1馬身3/4の差をつけて4勝目を獲得した。

10月15日、中1週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた23戦目は、一般C2六七（大井ダート1500m 内回り雨/不良）に出走。鞍上は10戦連続で小林拓未騎手（9戦2勝）。14頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に敗れた。

11月4日、中2週で馬体重を前走からさらに12kg増やして迎えた24戦目は、練馬区特別（大井ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は11戦連続で小林拓未騎手（10戦2勝）。14頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場なく7着に敗れた。

11月25日、中2週で迎えた25戦目は、一般C2六七（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で小林拓未騎手（11戦2勝）。14頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では切れ味のいい末脚を繰り出し、3着を確保した。

12月27日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた26戦目は、早田秀治騎手を鞍上に迎えて、一般C2六七（大井ダート1200m 曇/重）に出走。14頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい12着に敗れた。

5歳（2014年）

1月24日、中3週で迎えた27戦目は、一般C3一二三（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で早田秀治騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に終わった。

2月7日、中1週で迎えた28戦目は、一般C3（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で早田秀治騎手（2戦0勝）。14頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では天稟の敢闘精神でゴールまで力走し、4着に入り込んだ。

2月28日、中2週で迎えた29戦目は、一般C3一二三（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で早田秀治騎手（3戦0勝）。14頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ナイキアステップに交わされて1馬身差の2着となった。

4月25日、中7週で迎えた30戦目は、早田功駿騎手を鞍上に迎えて、一般C3一二（大井ダート1200m 晴/良）に出走。14頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では切れる脚を使えず12着に敗れた。