アレデラヴァン（2018年生、母ディテール）

アレデラヴァン（2018年5月6日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「前へ進め(仏)」。毛色は鹿毛。種牡馬のゼンノロブロイ（当時18歳）と交配したディテールが12歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は久保昇。2023年の障害4歳以上オープン(障害4歳以上オープン)で2着に入った他、2023年の障害3歳以上オープン(障害3歳以上オープン)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

高木登厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2020年）

8月9日、デビュー戦は菅原明良騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝2000m 曇/不良）に出走。馬体重は506kg。15頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く11着に終わった。

8月29日、中2週で迎えた2戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟芝1800m 外回り曇/良）に出走。12頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり10着に終わった。

11月23日、約3か月の間隔を開けて迎えた3戦目は、2歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は菅原明良騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では余力が残っておらず14着に終わった。

12月13日、中2週で迎えた4戦目は、木幡育也騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で15番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では鋭い脚を使えず7着に終わった。

3歳（2021年）

1月10日、中3週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は菅原明良騎手（2戦0勝）。16頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、5着に入り込んだ。

1月23日、中1週で迎えた6戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 雨/良）に出走。13頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では末脚が振るわず12着に終わった。

4月10日、約2か月半の間隔を開けて迎えた7戦目は、武藤雅騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では見せ場を作れず14着に終わった。

4月25日、中1週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は菅原明良騎手（3戦0勝）。15頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで頑張り、5着に入り込んだ。

5月16日、中2週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原明良騎手（4戦0勝）。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚がパッとせず6着に終わった。

6月5日、中2週で迎えた10戦目は、3歳未勝利（東京ダート2100m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で菅原明良騎手（5戦0勝）。14頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張り、4着を確保した。

4歳（2022年）

2月26日、約9か月の休み明けで馬体重を前走から26kg増やして迎えた11戦目は、伴啓太騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（小倉障害芝2860m 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったクリエイトザライフから2馬身半差の2着となった。

3月27日、中3週で迎えた12戦目は、石神深一騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝2970m 晴/稍重）に出走。13頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のジェミニキングに2馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

5月28日、中8週で迎えた13戦目は、障害4歳以上オープン（新潟障害芝2890m 外→内小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で石神深一騎手（1戦1勝）。14頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。8着に敗れた。

5歳（2023年）

3月25日、約10か月の休養明けで迎えた14戦目は、障害4歳以上オープン（阪神障害芝3110m 曇/稍重）に出走。鞍上は伴啓太騎手（1戦0勝）。13頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったマイネルグロンからハナ差の2着となった。

6月4日、中9週で迎えた15戦目は、障害3歳以上オープン（阪神障害芝3110m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で伴啓太騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。