シルクスチュアート（2007年生、母ロワイヤルハイネス）

シルクスチュアート（2007年2月20日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋スチュアート朝」。毛色は鹿毛。種牡馬のゼンノロブロイ（当時7歳）と交配したロワイヤルハイネスが14歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。戦績は、中央平地6戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2010年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

シルクホースクラブにて総額2,200万円（4.4万×500口）で一口馬主が募集された。

奥平雅士厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2010年）

2月27日、デビュー戦は松岡正海騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1800m 曇/不良）に出走。馬体重は504kg。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では全く伸びず11着に敗れた。

4月19日、中6週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、村田一誠騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るシルクウェッジを鮮烈な末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

5月29日、中5週で馬体重を前走からさらに16kg減らして迎えた3戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（東京芝2000m 曇/良）に出走。15頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではビュッと切れる脚で追い上げたが、抜け出したダークシャドウを捕まえ切れず、1馬身1/4差の2着となった。

9月19日、約4か月の休み明けで迎えた4戦目は、3歳G2のセントライト記念（中山芝2200m 外回り晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は村田一誠騎手（1戦1勝）。17頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。最後は脚が止まってしまい15着に終わった。

10月9日、中2週で迎えた5戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（東京芝2000m 雨/稍重）に出走。18頭立ての3番人気に推されて17番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では脚を伸ばせず10着に敗れた。

11月21日、中5週で迎えた6戦目は、3歳以上500万下の伊達特別（福島芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は村田一誠騎手（2戦1勝）。16頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。競走中止となった。