スパーキングガール（2007年生、母ターフマジョリック）

スパーキングガール（2007年4月2日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のサクラローレル（当時16歳）と交配したターフマジョリックが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）中島牧場。戦績は、地方31戦6勝2着4回。主な勝ち鞍は2011年の一般C2十十一。

経歴

デビュー前

池田孝厩舎（川崎）へ入厩。

3歳（2010年）

1月4日、デビュー戦は坂井英光騎手を鞍上に据えて、3歳（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。馬体重は443kg。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。端をきり、遅いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうワンパンチ足りず、3着に終わった。

12月17日、約11か月半の休養明けで迎えた2戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1400m 晴/重）に出走。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では豪脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のニッショウシンザンに3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

4歳（2011年）

1月4日、中2週で迎えた3戦目は、4歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、かなり遅いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では別次元の末脚を弾けさせて先頭に立ち、最後は2着のエヴァープレッジに2馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

1月28日、中2週で迎えた4戦目は、一般C2十三14十五（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で五十嵐冬樹騎手（2戦2勝）。14頭立ての2番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではビュッとキレる脚で猛進したが、コブラボールにクビ差交わされて2着に甘んじた。

7月28日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から25kg増やして迎えた5戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、一般C3四五六（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。最後は脚色が悪くなり12着に敗れた。

8月19日、中2週で迎えた6戦目は、一般C3三四五（川崎ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で戸崎圭太騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、4着に終わった。

9月5日、中1週で迎えた7戦目は、一般C3三四（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で戸崎圭太騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、やや速いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではきっちりと終いの脚を伸ばして先頭に躍り出て、最後は2着のトウカイアローネに2馬身半の差をつけて3勝目を手にした。

10月6日、中3週で迎えた8戦目は、一般C2十一十二十三（川崎ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で戸崎圭太騎手（3戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい6着に敗れた。

10月21日、中1週で迎えた9戦目は、一般C2十三十四（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は坂井英光騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではいい脚を見せられず5着に敗れた。

11月11日、中2週で迎えた10戦目は、一般C2十一十二（川崎ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は戸崎圭太騎手（4戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、伸びてきたメモリーアンジェロ決め手に屈してアタマ差の2着に甘んじた。

11月24日、中1週で迎えた11戦目は、一般C2十十一（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で戸崎圭太騎手（5戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のハバナシガーに4馬身の差をつけて4勝目を奪取した。

12月14日、中2週で迎えた12戦目は、一般C2五六七（川崎ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で戸崎圭太騎手（6戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚が止まってしまい8着に敗れた。

5歳（2012年）

1月6日、中2週で迎えた13戦目は、一般C3一二三（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で戸崎圭太騎手（7戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。果敢に端をきり、若干緩いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうワンパンチ足りず、3着に終わった。

1月27日、中2週で迎えた14戦目は、一般C3一二（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で戸崎圭太騎手（8戦2勝）。14頭立ての3番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は垂れてしまい13着に敗れた。

2月6日、中0週で迎えた15戦目は、杉村一樹騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の一般C3（船橋ダート1200m 雨/稍重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚が冴えず4着に敗れた。

3月2日、中3週で迎えた16戦目は、一般C3一二（川崎ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で杉村一樹騎手（1戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始7番手を追走。最後は脚勢が鈍り13着に敗れた。

6月14日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から15kg増やして迎えた17戦目は、小川和馬記念～生誕祭2012～（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で杉村一樹騎手（2戦0勝）。13頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では速い脚を使えず10着に終わった。

7月4日、中2週で迎えた18戦目は、一般C3六七（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で杉村一樹騎手（3戦0勝）。14頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚が冴えず9着に敗れた。

7月27日、中2週で迎えた19戦目は、一般C3三四五（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で杉村一樹騎手（4戦0勝）。14頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。先手を取る形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鬼脚を炸裂させて楽々と抜け出し、最後は2着のトウカイアローネに3馬身の差をつけて5勝目を収める

8月24日、中3週で迎えた20戦目は、一般C3一二（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は戸崎圭太騎手（9戦2勝）。14頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に敗れた。

9月11日、中2週で迎えた21戦目は、牝馬限定の一般C3（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は杉村一樹騎手（5戦1勝）。13頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の心肺能力で最後まで踏ん張ったが、勝ったクリスチャンラヴにねじ伏せられて2馬身半差の2着に敗北した。

10月4日、中2週で迎えた22戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、一般C3一（大井ダート1400m 晴/不良）に出走。13頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、3着に終わった。

10月19日、中1週で迎えた23戦目は、一般C2十一十二十三（川崎ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は杉村一樹騎手（6戦1勝）。14頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚色が鈍り12着に敗れた。

11月9日、中2週で迎えた24戦目は、御神本訓史騎手を鞍上に迎えて、一般C2十四十五十六（川崎ダート1400m 晴/重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、シゲルフクシュニンに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

12月7日、中3週で迎えた25戦目は、頑張れケンケン生誕祭（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は五十嵐冬樹騎手（3戦2勝）。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず5着に敗れた。

12月21日、中1週で迎えた26戦目は、一般C2十五十六十七（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（4戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天稟の負けじ心を発揮してゴールまで力走したが、4着に終わった。

6歳（2013年）

1月3日、中1週で迎えた27戦目は、一般C3三四（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で五十嵐冬樹騎手（5戦2勝）。14頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は垂れてしまい13着に敗れた。

1月30日、中3週で迎えた28戦目は、一般C3四五六（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は杉村一樹騎手（7戦1勝）。14頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では目の覚めるような末脚を弾けさせて先頭に立ち、最後は2着のヤマノアラシをアタマ差振り切って優勝

3月1日、中3週で迎えた29戦目は、一般C3一二三（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で杉村一樹騎手（8戦2勝）。14頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では末脚がパッとせず9着に敗れた。

3月15日、中1週で迎えた30戦目は、一般C3一二イ（船橋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で杉村一樹騎手（9戦2勝）。12頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず6着に終わった。

4月18日、中4週で迎えた31戦目は、一般C3四五六（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で杉村一樹騎手（10戦2勝）。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に敗れた。