カミノクリーク（1996年生、母チヤイムアリトル）

Kamino Creek

1996.05.01

カミノクリーク（1996年5月1日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のパラダイスクリーク（当時7歳）と交配したチヤイムアリトルが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）前野牧場。戦績は、中央平地17戦2勝、地方7戦0勝。主な勝ち鞍は1999年の秋元湖特別(500万下)。

経歴

デビュー前

高橋祥泰厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1998年）

9月20日、デビュー戦は後藤浩輝騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝1600m 外回り 晴/良）に出走。馬体重は506kg。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に敗れた。

10月4日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（中山芝1600m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で後藤浩輝騎手（1戦0勝）。14頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、やや緩いペースで馬群を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は勢いを失って8着に敗れた。

10月17日、中1週で迎えた3戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1200m 雨/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。端をきり、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ着実に末脚を伸ばして、最後は2着のリザルトシチーを3/4馬身振り切って初勝利を挙げた。

11月7日、中2週で迎えた4戦目は、菊沢隆徳騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（福島芝1200m 曇/良）に出走。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に敗れた。

3歳（1999年）

6月27日、約7か月半の休み明けで迎えた5戦目は、小林久晃騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（福島ダート1700m 雨/不良）に出走。13頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では鋭い脚を使えず13着に終わった。

9月11日、約2か月半の間隔を開けて迎えた6戦目は、4歳以上500万下の葛飾特別（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林久晃騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は垂れてしまい8着に敗れた。

10月23日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた7戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では伸びあぐねて11着に敗れた。

10月30日、連闘で馬体重を前走から10kg絞って迎えた8戦目は、4歳以上500万下の秋元湖特別（福島芝1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は小林久晃騎手（2戦0勝）。14頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では鮮やかな末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のヤマタケポロンに2馬身の差をつけて2勝目をつかんだ。

11月14日、中1週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた9戦目は、4歳以上900万下の河北新報杯（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林久晃騎手（3戦1勝）。16頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では末脚に勢いがなく15着に終わった。

4歳（2000年）

7月16日、約8か月の休養明けで迎えた10戦目は、F.サンチェス騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の尾瀬特別（福島芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では見せ場なく14着に終わった。

8月6日、中2週で迎えた11戦目は、4歳以上500万下（福島ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は小林久晃騎手（4戦1勝）。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい11着に終わった。

8月20日、中1週で迎えた12戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では脚が上がってしまい16着に終わった。

5歳（2001年）

3月3日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から30kg増やして迎えた13戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は菊沢隆徳騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では決め手が足りず16着に終わった。

3月17日、中1週で迎えた14戦目は、嘉藤貴行騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1600m 小雨/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての11番人気で大外13番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が衰えて13着に終わった。

3月24日、連闘で馬体重を前走から14kg減らして迎えた15戦目は、梶晃啓騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。16頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。競走中止となった。

4月7日、中1週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた16戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は小林久晃騎手（5戦1勝）。16頭立ての15番人気で7番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚勢が鈍り16着に終わった。

4月21日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた17戦目は、4歳以上500万下（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林久晃騎手（6戦1勝）。16頭立ての13番人気で大外16番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では鋭い脚を使えず8着に終わった。

8月31日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走からさらに10kg減らして迎えた18戦目は、河津裕昭騎手を鞍上に迎えて、一般C1三（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。14頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。14着に敗れた。

9月18日、中2週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた19戦目は、石井勝男騎手を鞍上に迎えて、一般C1三ア（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。端を奪い、若干遅いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバタバタになってしまい7着に終わった。

10月11日、中2週で迎えた20戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、一般C1四（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。13頭立ての1番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバタバタになってしまい11着に敗れた。

11月20日、中5週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた21戦目は、一般C1四ア（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は石井勝男騎手（1戦0勝）。13頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は垂れてしまい10着に終わった。

12月5日、中1週で迎えた22戦目は、一般C1四ア（浦和ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で石井勝男騎手（2戦0勝）。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く8着に終わった。

12月19日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた23戦目は、一般C1四ア（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で石井勝男騎手（3戦0勝）。14頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では末脚が振るわず13着に終わった。

6歳（2002年）

1月1日、中1週で迎えた24戦目は、山中尊徳騎手を鞍上に迎えて、一般C2二（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。14頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず10着に終わった。