リードセイコ（1996年生、母ブランコクイン）

リードセイコ（1996年5月18日）は、日本の競走馬。牝馬。品種はアングロアラブで、毛色は鹿毛。種牡馬のフオーモサボーイ（当時17歳）と交配したブランコクインが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道幌泉郡えりも町、生産者は神田淳。戦績は、地方19戦6勝。1998年のジュニアグローリ(アラ系3歳)に勝利した他、1999年のアラブダービー(アラ系4歳)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

後藤保厩舎（笠松）へ入厩。

2歳（1998年）

6月23日、デビュー戦は安藤勝己騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳（笠松ダート800m 雨/不良）に出走。馬体重は440kg。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では強烈な末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のマルケントップをクビ差振り切って初白星を挙げた。

7月17日、中2週で迎えた2戦目は、東川公則騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳（笠松ダート800m 晴/不良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では天稟の勝負根性でゴールまで力走したが、3着に終わった。

8月16日、中3週で迎えた3戦目は、アラ系3歳（笠松ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で東川公則騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るパワーマンを次元の違う末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて優勝

9月18日、中4週で迎えた4戦目は、アラ系3歳（笠松ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で東川公則騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では猛烈な末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のタカラフレンドをクビ差振り切って雨下の混戦を制した。

10月6日、中2週で迎えた5戦目は、2歳オープンのジュニアグローリ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で東川公則騎手（3戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のタイムリープに6馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

11月10日、中4週で迎えた6戦目は、アラ系一般C2イ（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で東川公則騎手（4戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず6着に敗れた。

12月14日、中4週で迎えた7戦目は、アラ系一般C1 C2（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で東川公則騎手（5戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は脚勢が悪くなり7着に敗れた。

12月29日、中1週で迎えた8戦目は、2歳オープンの中京スポーツ杯（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で東川公則騎手（6戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では鋭い脚を使えず5着に敗れた。

3歳（1999年）

2月11日、中5週で迎えた9戦目は、3歳オープンのオグリオー記念（笠松ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で東川公則騎手（7戦3勝）。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

3月17日、中4週で迎えた10戦目は、アラ系一般C2ロ（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で東川公則騎手（8戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るマルタカベルゲンをクビ差だけ差し切って勝利を手に入れた。

4月8日、中2週で迎えた11戦目は、笠置特別（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で東川公則騎手（9戦4勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に敗れた。

4月29日、中2週で迎えた12戦目は、浜口楠彦騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C2イ（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず5着に敗れた。

5月19日、中2週で迎えた13戦目は、3歳オープンのアラブダービー（笠松ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は東川公則騎手（10戦4勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

6月4日、中1週で迎えた14戦目は、アラ系一般C1 C2（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で東川公則騎手（11戦4勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では途轍もない末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のカイキョウアンサーに1馬身半の差をつけて6勝目を掴み取った。

6月30日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた15戦目は、3歳オープンのアラブ王冠（名古屋ダート1900m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で東川公則騎手（12戦5勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月26日、中3週で馬体重を前走から14kg戻して迎えた16戦目は、恵那峡特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で東川公則騎手（13戦5勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では伸びが劣勢になり4着に敗れた。

8月23日、中3週で迎えた17戦目は、数河特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で東川公則騎手（14戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず5着に敗れた。

9月13日、中2週で迎えた18戦目は、湯前良人騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C1（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚にキレが無く6着に敗れた。

10月13日、中3週で迎えた19戦目は、アラ系一般C1ロ（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は東川公則騎手（15戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に敗れた。