スクノード（2011年生、母メジロチャイブ）

スクノード（2011年6月4日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「早咲きのチューリップ名」。毛色は栗毛。種牡馬のエアジハード（当時16歳）と交配したメジロチャイブが14歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道虻田郡洞爺湖町、生産者は（株）レイクヴィラファーム。戦績は、中央平地4戦0勝、地方28戦3勝2着3回。主な勝ち鞍は2014年の3歳B8。

経歴

デビュー前

1歳のとき、レイクヴィラファームから「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、石瀬浩三によって105万円で落札された。

奥平雅士厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2013年）

10月6日、デビュー戦は山崎亮誠騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京ダート1400m 曇/重）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は452kg。13頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位争いには加われず11着に終わった。

12月22日、約2か月半の間隔を開けて迎えた2戦目は、黛弘人騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（中山ダート1800m 晴/重）に出走。16頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚にキレが無く12着に終わった。

3歳（2014年）

3月1日、中9週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、大庭和弥騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝1800m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての16番人気で大外16番ゲートからスタート。端に立つ形となり、やや遅いペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバテてしまい10着に終わった。

4月26日、中7週で馬体重を前走から16kg絞って迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大庭和弥騎手（1戦0勝）。18頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。最後は脚勢が悪くなり18着に終わった。

5月30日、中4週で馬体重を前走から15kg戻して迎えた5戦目は、筒井勇介騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では圧倒的な末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のアリソンを3/4馬身振り切って初勝利を挙げた。

6月16日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で筒井勇介騎手（1戦1勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に敗れた。

7月3日、中1週で迎えた7戦目は、向山牧騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では見せ場なく8着に終わった。

7月20日、中1週で迎えた8戦目は、葛山晃平騎手を鞍上に迎えて、3歳B6（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では伸びあぐねて5着に敗れた。

8月11日、中2週で迎えた9戦目は、3歳B8（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で葛山晃平騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では別次元の末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のナスセンプウに2馬身の差をつけて2勝目を獲得した。

9月2日、中2週で迎えた10戦目は、3歳B2（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で葛山晃平騎手（2戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

9月14日、中1週で迎えた11戦目は、3歳B3（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で葛山晃平騎手（3戦1勝）。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら6番手で通過。直線では末脚に勢いがなく8着に敗れた。

9月21日、連闘で迎えた12戦目は、畑中信司騎手を鞍上に迎えて、3歳B1-1（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では迫力のある伸び脚で追い上げたが、勝ったフライバイナイトに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

9月30日、連闘で迎えた13戦目は、一般C2二（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は葛山晃平騎手（4戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮烈な末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のヤサカメジェールに1馬身の差をつけて人気に違わぬ実力を証明した。

10月19日、中2週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた14戦目は、一般C1-5（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で葛山晃平騎手（5戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったダイワシェリーに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

12月12日、中7週で馬体重を前走から14kg絞って迎えた15戦目は、脇田創騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず5着に敗れた。

4歳（2015年）

1月14日、中4週で迎えた16戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、寿美家ハンバーグカレー賞（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚が冴えず6着に敗れた。

2月10日、中3週で迎えた17戦目は、山崎誠士騎手を鞍上に迎えて、一般C3七八（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず6着に敗れた。

3月10日、中3週で迎えた18戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、竹口飛翔ハーフバースデー記念（船橋ダート1200m 雨/不良）に出走。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に敗れた。

3月31日、中2週で迎えた19戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、一般C3八九十（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では鋭い脚を使えず9着に終わった。

4月14日、中1週で迎えた20戦目は、本橋孝太騎手を鞍上に迎えて、一般C3七八（船橋ダート1500m 小雨/不良）に出走。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

5月5日、中2週で迎えた21戦目は、J-PLACE船橋毎週日曜発売中（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で本橋孝太騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では速い脚を使えず8着に敗れた。

6月17日、中5週で迎えた22戦目は、赤岡修次騎手を鞍上に迎えて、一般C3六七（船橋ダート1200m 雨/重）に出走。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり11着に終わった。

7月9日、中2週で迎えた23戦目は、友森翔太郎騎手を鞍上に迎えて、もうすぐ花嫁!赤見千尋結婚記念（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では速い脚を使えず5着に終わった。

7月16日、連闘で迎えた24戦目は、一般C14（名古屋ダート800m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で友森翔太郎騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く6着に敗れた。

7月31日、中1週で迎えた25戦目は、八木直也騎手を鞍上に迎えて、一般C11（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず6着に敗れた。

8月18日、中2週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた26戦目は、一般C14（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は友森翔太郎騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では矢のような伸び脚で急追したが、勝ったワイドプリティに詰め切れず、6馬身差の2着となった。

8月27日、連闘で迎えた27戦目は、タチアザミ特別（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で友森翔太郎騎手（3戦0勝）。12頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず12着に終わった。

9月9日、中1週で迎えた28戦目は、一般C12（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で友森翔太郎騎手（4戦0勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず6着に敗れた。

9月25日、中1週で迎えた29戦目は、一般C10（名古屋ダート1400m 小雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で友森翔太郎騎手（5戦0勝）。7頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く7着に終わった。

10月6日、中1週で迎えた30戦目は、一般C12（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で友森翔太郎騎手（6戦0勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず9着に終わった。

10月14日、連闘で迎えた31戦目は、深見勇也騎手を鞍上に迎えて、一般C10（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず9着に終わった。

10月20日、連闘で迎えた32戦目は、村上弘樹騎手を鞍上に迎えて、一般C12（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず9着に終わった。