ミクニノトライ（2001年生、母サチノサクラ）

ミクニノトライ（2001年4月21日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は鹿毛。種牡馬のトライバルセンプー（当時24歳）と交配したサチノサクラが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者はイシダファーム。戦績は、地方38戦3勝2着3回。主な勝ち鞍は2005年のアラ系一般A7。

経歴

デビュー前

1歳のとき、イシダファームから「北海道10月市場アングロアラブ1歳」に上場され、高知県馬主協会によって157.5万円で落札された。

別府真司厩舎（高知）へ入厩。

4歳（2005年）

5月29日、デビュー戦は明神繁正騎手を鞍上に据えて、アラ系一般B4（高知ダート1300m 曇/良）に出走。馬体重は447kg。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず8着に終わった。

6月11日、中1週で迎えた2戦目は、アラ系一般B5（高知ダート1300m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で明神繁正騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では鋭い脚を使えず8着に終わった。

6月25日、中1週で迎えた3戦目は、アラ系一般B5（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で明神繁正騎手（2戦0勝）。7頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場なく7着に終わった。

7月9日、中1週で迎えた4戦目は、アラ系一般B4（高知ダート1300m 小雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で明神繁正騎手（3戦0勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に敗れた。

7月23日、中1週で迎えた5戦目は、西川敏弘騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般B5（高知ダート800m 晴/良）に出走。4頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のエクスカリバーに2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

8月6日、中1週で迎えた6戦目は、宮川浩一騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般B2（高知ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず10着に終わった。

8月20日、中1週で迎えた7戦目は、アラ系一般B4（高知ダート800m 曇/不良）に出走。鞍上は西川敏弘騎手（1戦1勝）。5頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のアマゴトウザイに1馬身半の差をつけて制した。

9月3日、中1週で迎えた8戦目は、アラ系一般B3（高知ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で西川敏弘騎手（2戦2勝）。5頭立ての2番人気で2番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、エイランヒットに交わされて3馬身差の2着に敗れた。

9月10日、連闘で迎えた9戦目は、西山裕貴騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般Bイ（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。最後は力尽きて12着に敗れた。

9月24日、中1週で迎えた10戦目は、アラ系一般A7（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は明神繁正騎手（4戦0勝）。7頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のヒダカシュウホウをクビ差振り切って3勝目を奪取した。

10月9日、中1週で迎えた11戦目は、森井美香騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般A6（高知ダート1300m 晴/重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は脚が止まってしまい7着に敗れた。

11月12日、中4週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた12戦目は、アラ系一般A7（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で森井美香騎手（1戦0勝）。7頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では見せ場なく6着に終わった。

11月19日、連闘で迎えた13戦目は、アラ系一般A7（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は明神繁正騎手（5戦1勝）。7頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり6着に敗れた。

12月3日、中1週で迎えた14戦目は、アラ系一般A7（高知ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は森井美香騎手（2戦0勝）。7頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを3番手で通過。直線では末脚を伸ばせず5着に終わった。

12月17日、中1週で迎えた15戦目は、アラ系一般A7（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は西川敏弘騎手（3戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、リードを2馬身以上保って、で集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚を伸ばせず5着に敗れた。

5歳（2006年）

1月3日、中1週で迎えた16戦目は、別府真衣騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般A6（高知ダート1000m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ブルースマノに交わされて1馬身差の2着となった。

1月9日、連闘で迎えた17戦目は、アラ系一般A7（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で別府真衣騎手（1戦0勝）。6頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず6着に敗れた。

2月5日、中3週で迎えた18戦目は、アラ系一般A6（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は森井美香騎手（3戦0勝）。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚に勢いがなく8着に終わった。

2月18日、中1週で迎えた19戦目は、アラ系一般A6（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は別府真衣騎手（2戦0勝）。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では見所を作れず7着に終わった。

3月4日、中1週で迎えた20戦目は、アラ系一般A6（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は明神繁正騎手（6戦1勝）。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚に勢いがなく8着に終わった。

3月25日、中2週で迎えた21戦目は、アラ系一般A6（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は別府真衣騎手（3戦0勝）。7頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず6着に終わった。

4月1日、連闘で迎えた22戦目は、アラ系一般A5（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で別府真衣騎手（4戦0勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず9着に敗れた。

4月15日、中1週で迎えた23戦目は、アラ系一般A6（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は森井美香騎手（4戦0勝）。8頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず8着に終わった。

5月6日、中2週で迎えた24戦目は、アラ系一般A5（高知ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で森井美香騎手（5戦0勝）。8頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず8着に終わった。

6月10日、中4週で迎えた25戦目は、アラ系一般A5（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で森井美香騎手（6戦0勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず8着に敗れた。

8月5日、中7週で迎えた26戦目は、アラ系一般A5（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で森井美香騎手（7戦0勝）。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず8着に終わった。

9月16日、中5週で迎えた27戦目は、アラ系一般A5（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は別府真衣騎手（5戦0勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず8着に終わった。

10月21日、中4週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた28戦目は、アラ系一般A5（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で別府真衣騎手（6戦0勝）。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず8着に終わった。

11月19日、中3週で迎えた29戦目は、アラ系一般A4（高知ダート1300m 小雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で別府真衣騎手（7戦0勝）。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では脚が残っておらず9着に終わった。

12月9日、中2週で迎えた30戦目は、アラ系一般A4（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で別府真衣騎手（8戦0勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚が振るわず8着に終わった。

6歳（2007年）

1月2日、中2週で迎えた31戦目は、アラ系一般A4（高知ダート1300m 小雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で別府真衣騎手（9戦0勝）。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に終わった。

1月20日、中2週で迎えた32戦目は、アラ系一般A4（高知ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で別府真衣騎手（10戦0勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

2月11日、中2週で迎えた33戦目は、アラ系一般A4（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で別府真衣騎手（11戦0勝）。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に終わった。

3月10日、中3週で迎えた34戦目は、アラ系一般A4（高知ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は明神繁正騎手（7戦1勝）。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では全く伸びず6着に終わった。

3月24日、中1週で迎えた35戦目は、アラ系一般A4（高知ダート1300m 雨/稍重）に出走。鞍上は別府真衣騎手（12戦0勝）。7頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、逃げるセンターフランクを捕まえ切れず、4馬身差の2着となった。

4月14日、中2週で迎えた36戦目は、アラ系一般A4（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で別府真衣騎手（13戦0勝）。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず7着に終わった。

4月30日、中1週で迎えた37戦目は、アラ系一般A4（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で別府真衣騎手（14戦0勝）。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く7着に終わった。

5月13日、中1週で迎えた38戦目は、アラ系一般A4（高知ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で別府真衣騎手（15戦0勝）。7頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立ち、リードを2馬身以上キープして、で一団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では鋭い脚を使えず7着に敗れた。