ハッピープリベイル（2019年生、母ラッキーペニー）

ハッピープリベイル（2019年3月8日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「幸せが広がっている」。毛色は鹿毛。種牡馬のエピファネイア（当時9歳）と交配したラッキーペニーが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は鎌田正嗣。主な勝ち鞍は2021年の2歳未勝利。

経歴

デビュー前

古賀史生厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2021年）

6月6日、デビュー戦は三浦皇成騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1400m 小雨/良）に出走。馬体重は462kg。15頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では決め手が足りず6着に終わった。

6月19日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（東京芝1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で三浦皇成騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったコムストックロードに詰め切れず、1馬身1/4差の2着となった。

8月28日、中9週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（新潟芝1600m 外回り曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で三浦皇成騎手（2戦0勝）。15頭立ての4番人気で大外15番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

9月25日、中3週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で三浦皇成騎手（3戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを11番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて前にいた10頭をごぼう抜きし、最後は2着のジェットグリッターに2馬身の差をつけて未勝利戦を制した。

10月24日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、2歳1勝クラス（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で三浦皇成騎手（4戦1勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には食い込めず4着に終わった。

12月18日、中7週で迎えた6戦目は、2歳1勝クラスのひいらぎ賞（中山芝1600m 外回り晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で三浦皇成騎手（5戦1勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず6着に終わった。

3歳（2022年）

1月5日、中2週で迎えた7戦目は、3歳オープンのジュニアカップ（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で三浦皇成騎手（6戦1勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線では目立つような脚を使えず7着に終わった。

4月2日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から16kg減らして迎えた8戦目は、丸山元気騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラス（中山芝1600m 外回り晴/稍重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では長くいい脚を使ってゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

5月7日、中4週で迎えた9戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラス（東京芝1400m 曇/良）に出走。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではいいところがなく8着に敗れた。

8月7日、約3か月の休み明けで迎えた10戦目は、3歳以上1勝クラス（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は三浦皇成騎手（7戦1勝）。18頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始17番手を追走。直線では決め手に欠いて14着に終わった。

10月15日、中9週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた11戦目は、3歳以上1勝クラス（東京ダート1400m 曇/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で三浦皇成騎手（8戦1勝）。12頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位には割り込めず7着に終わった。

12月28日、約2か月半の間隔を開けて迎えた12戦目は、3歳以上1勝クラス（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で三浦皇成騎手（9戦1勝）。16頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり4位の末脚を見せたが上位には食い込めず13着に終わった。

4歳（2023年）

3月11日、中9週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた13戦目は、4歳以上1勝クラス（中京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は丸山元気騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走し、4着に入り込んだ。

4月2日、中2週で迎えた14戦目は、4歳以上1勝クラス（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸山元気騎手（2戦0勝）。16頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを14番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず10着に敗れた。

6月3日、中8週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた15戦目は、藤田菜七子騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（東京芝1400m 曇/不良）に出走。18頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず10着に敗れた。

9月9日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から31kg戻して迎えた16戦目は、岡遼太郎騎手を鞍上に迎えて、山崎騎手がんばれ特別（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には届かず8着に敗れた。

10月7日、中3週で迎えた17戦目は、山崎雅由騎手を鞍上に迎えて、シオン特別（高知ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では決め手に欠いて8着に敗れた。

10月21日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた18戦目は、一般C3 12（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山崎雅由騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには絡めず4着に終わった。

11月4日、中1週で迎えた19戦目は、みっちゃんガンバ特別（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山崎雅由騎手（2戦0勝）。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず5着に終わった。

デビュー前

中西達也厩舎（高知）へ入厩。

12月2日、デビュー戦は山崎雅由騎手を鞍上に据えて、矢野貴史勇退記念特別（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての4番ゲートからスタート。出走取消となった。

12月16日、中5週で迎えた20戦目は、阿部基嗣騎手を鞍上に迎えて、一般C3 19（高知ダート1600m 小雨/不良）に出走。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず4着に終わった。

12月31日、中1週で迎えた21戦目は、一般C3 11（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は山崎雅由騎手（3戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では目立つような脚を使えず4着に敗れた。

5歳（2024年）

1月16日、中1週で迎えた22戦目は、一般C3-6（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山崎雅由騎手（4戦0勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では今一つ伸び切れず6着に敗れた。

1月31日、中1週で迎えた23戦目は、ファイナルレース（高知ダート1400m 小雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で山崎雅由騎手（5戦0勝）。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず5着に終わった。

2月12日、中1週で迎えた24戦目は、ファイナルレース（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で山崎雅由騎手（6戦0勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では一完歩ずつ着実に末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のモノノフピンクをクビ差振り切って久しぶりに勝利を挙げた。

2月27日、中1週で迎えた25戦目は、ウメ特別（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で山崎雅由騎手（7戦1勝）。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に終わった。

3月11日、中1週で迎えた26戦目は、一般C3-4（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で山崎雅由騎手（8戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち味の強い精神力で最後まで奮闘したが、勝ったハクシンジャベリンにねじ伏せられて1馬身差の2着に敗北した。

3月26日、中1週で迎えた27戦目は、一般C3-4（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は7戦連続で山崎雅由騎手（9戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るナイルローズを豪快な末脚で3/4馬身差し切って1着ゴールを果たした。

4月7日、中1週で迎えた28戦目は、一般C3-3（高知ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で山崎雅由騎手（10戦2勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では一際目立つ伸び脚で追い上げたが、勝ったゲンパチマイティーに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

4月20日、中1週で迎えた29戦目は、一般C3-2（高知ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で山崎雅由騎手（11戦2勝）。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚がパッとせず5着に敗れた。