ヤマニントッカータ（1987年生、母ヤマニンアツコ）

Yamanin Toccata

1987.05.08

ヤマニントッカータ（1987年5月8日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のノーアテンシヨン（当時9歳）と交配したヤマニンアツコが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（株）錦岡牧場。戦績は、中央平地10戦1勝。主な勝ち鞍は1989年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

橋本寿正厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1989年）

11月12日、デビュー戦は桜井誠二騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は472kg。11頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが劣勢になり8着に終わった。

11月25日、中1週で迎えた2戦目は、千田輝彦騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳新馬（京都芝1200m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚に勢いがなく4着に敗れた。

12月10日、中1週で迎えた3戦目は、田原成貴騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝1200m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。果敢に端をきり、若干緩いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ着実に終いの脚を伸ばして、最後は2着のマルヨマラードを3/4馬身振り切って初勝利を挙げた。

3歳（1990年）

1月15日、中4週で迎えた4戦目は、4歳500万下の若菜賞（京都芝1400m 外回り 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田原成貴騎手（1戦1勝）。14頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はガス欠状態になり8着に終わった。

6月30日、約5か月半の休み明けで迎えた5戦目は、岸滋彦騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（中京ダート1700m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。15頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず12着に終わった。

7月14日、中1週で迎えた6戦目は、南井克巳騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（小倉芝1200m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚にキレが無く13着に終わった。

7月28日、中1週で迎えた7戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（小倉芝2000m 晴/良）に出走。11頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見せ場なく6着に終わった。

8月12日、中1週で迎えた8戦目は、4歳以上500万下（小倉芝1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で武豊騎手（1戦0勝）。15頭立ての8番人気で14番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始2番手を追走。直線では長くいい脚を使ってゴールまで頑張り、3着に入った。

8月26日、中1週で迎えた9戦目は、河内洋騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（小倉芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では脚を伸ばせず8着に敗れた。

9月15日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた10戦目は、田島良保騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京芝2000m 曇/重）に出走。14頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが鈍く6着に終わった。