タカノマツ（2000年生、母スターフミテル）

タカノマツ（2000年4月20日）は、日本の競走馬。牝馬。品種はアングロアラブで、毛色は栗毛。種牡馬のニホンカイユーノス（当時6歳）と交配したスターフミテルが15歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は長濱忠。戦績は、地方42戦3勝2着4回。主な勝ち鞍は2003年のアラ系一般C2。

経歴

デビュー前

1歳のとき、長浜忠から「北海道9月市場アングロアラブ1歳」に上場されたが主取りとなった。

東方高行厩舎（金沢）へ入厩。

2歳（2002年）

9月8日、デビュー戦は端勝成騎手を鞍上に据えて、アラ系2歳（金沢ダート900m 曇/良）に出走。馬体重は426kg。7頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ハヤテコマチに半馬身交わされて2着となった。

9月22日、中1週で迎えた2戦目は、アラ系2歳（金沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で端勝成騎手（1戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み3着に沈んだ。

10月20日、中3週で迎えた3戦目は、アラ系2歳（金沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で端勝成騎手（2戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では脚色がやや衰え、4着に終わった。

11月2日、中1週で迎えた4戦目は、アラ系2歳（金沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で端勝成騎手（3戦0勝）。7頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず6着に敗れた。

12月7日、中4週で迎えた5戦目は、アラ系2歳（金沢ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で端勝成騎手（4戦0勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず5着に終わった。

3歳（2003年）

4月7日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から15kg減らして迎えた6戦目は、アラ系3歳（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で端勝成騎手（5戦0勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ブルーシャトローに交わされて2馬身半差の2着となった。

4月20日、中1週で馬体重を前走からさらに10kg減らして迎えた7戦目は、アラ系一般C2（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で端勝成騎手（6戦0勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のミスエルシドをアタマ差振り切って初白星を挙げた。

5月12日、中2週で迎えた8戦目は、アラ系一般C1（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で端勝成騎手（7戦1勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では最後まで息が続かず9着に敗れた。

5月27日、中1週で迎えた9戦目は、トパーズ特別（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で端勝成騎手（8戦1勝）。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では切れる脚を使えず8着に終わった。

6月22日、中3週で迎えた10戦目は、アラ系一般C2-2（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で端勝成騎手（9戦1勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く6着に敗れた。

7月7日、中1週で迎えた11戦目は、アラ系一般C2-3（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は11戦連続で端勝成騎手（10戦1勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のグリンレオエースに1馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

8月4日、中3週で迎えた12戦目は、アラ系一般C2-3（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で端勝成騎手（11戦2勝）。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚にキレが無く5着に敗れた。

8月15日、中1週で迎えた13戦目は、トパーズ特別（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は13戦連続で端勝成騎手（12戦2勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では全く伸びず6着に終わった。

8月31日、中1週で迎えた14戦目は、曽々木賞（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は14戦連続で端勝成騎手（13戦2勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では伸びあぐねて6着に終わった。

9月8日、連闘で迎えた15戦目は、アラ系一般C2-2（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は15戦連続で端勝成騎手（14戦2勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、スピードファラオに交わされて1馬身半差の2着となった。

9月21日、中1週で迎えた16戦目は、トパーズ特別（金沢ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は16戦連続で端勝成騎手（15戦2勝）。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚がパッとせず9着に終わった。

10月6日、中1週で迎えた17戦目は、アラ系一般C1-3（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は17戦連続で端勝成騎手（16戦2勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず7着に終わった。

10月20日、中1週で迎えた18戦目は、アラ系一般C1-3（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は18戦連続で端勝成騎手（17戦2勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場を作れず8着に終わった。

10月27日、連闘で迎えた19戦目は、池田敦騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C1-4（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。11頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後は一杯になって11着に終わった。

11月2日、連闘で迎えた20戦目は、アラ系一般C2-2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は端勝成騎手（18戦2勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びあぐねて6着に終わった。

11月16日、中1週で迎えた21戦目は、金沢競馬売店組合八田売店特別（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で端勝成騎手（19戦2勝）。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず8着に終わった。

12月2日、中1週で迎えた22戦目は、トパーズ特別（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で端勝成騎手（20戦2勝）。8頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず5着に終わった。

12月14日、中1週で迎えた23戦目は、波の花賞（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で端勝成騎手（21戦2勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく7着に終わった。

4歳（2004年）

3月20日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた24戦目は、江下英昭騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C1-2（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後はバタバタになってしまい8着に終わった。

4月12日、中2週で迎えた25戦目は、アメジスト特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で江下英昭騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では伸びあぐねて10着に終わった。

4月26日、中1週で迎えた26戦目は、アメジスト特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で江下英昭騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。端に立ち、リードを2馬身以上キープして、で一団を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では脚が上がってしまい10着に終わった。

5月16日、中2週で迎えた27戦目は、アメジスト特別（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で江下英昭騎手（3戦0勝）。11頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。ハナを切り、リードを2馬身以上保って、で集団を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚色が悪くなり9着に終わった。

6月6日、中2週で迎えた28戦目は、アメジスト特別（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で江下英昭騎手（4戦0勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。端をきり、リードを2馬身以上キープして、で一団を引っ張る。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。最後はガス欠状態になり6着に終わった。

6月22日、中1週で迎えた29戦目は、藤田弘治騎手を鞍上に迎えて、サルビア賞（金沢ダート1700m 曇/不良）に出走。12頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後はバテてしまい9着に終わった。

7月6日、中1週で迎えた30戦目は、アラ系一般B3（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は江下英昭騎手（5戦0勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、後続を5馬身以上離して、でレースを牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後はスピードが落ちてしまい7着に終わった。

7月18日、中1週で迎えた31戦目は、アラ系一般C2（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で江下英昭騎手（6戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のフジノタカラに2馬身半の差をつけて3勝目を収める

8月2日、中1週で迎えた32戦目は、アラ系一般B3（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で江下英昭騎手（7戦1勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は勢いを失って5着に終わった。

8月16日、中1週で迎えた33戦目は、鬼束亮騎手を鞍上に迎えて、ヤングジョッキー（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。他馬と併走しながら逃げる形となり、リードを2馬身以上確保して、で一団を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では余力が残っておらず10着に終わった。

9月6日、中2週で迎えた34戦目は、アラ系一般B2（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は江下英昭騎手（8戦1勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見せ場なく4着に終わった。

9月21日、中1週で迎えた35戦目は、アラ系一般B3（金沢ダート1500m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で江下英昭騎手（9戦1勝）。7頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、グリンシルバーに交わされて3馬身差の2着となった。

10月3日、中1週で迎えた36戦目は、歩武くん1歳誕生日記念特別（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で江下英昭騎手（10戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが鈍く4着に敗れた。

10月10日、連闘で迎えた37戦目は、アラ系一般C3（金沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で江下英昭騎手（11戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ恰好となり、で集団を先導。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうひと伸びが足りず、3着に終わった。

10月17日、連闘で迎えた38戦目は、秋華ちゃんお誕生日記念（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で江下英昭騎手（12戦1勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚を失くしてしまい9着に敗れた。

11月1日、中1週で迎えた39戦目は、アラ系一般B2（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で江下英昭騎手（13戦1勝）。11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、リードを2馬身以上確保して、でレースを進める。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く8着に敗れた。

11月15日、中1週で迎えた40戦目は、アラ系一般B2（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で江下英昭騎手（14戦1勝）。11頭立ての9番人気で大外11番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、後続との差を5馬身以上確保して、で集団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。

11月29日、中1週で迎えた41戦目は、アラ系一般B2（金沢ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は8戦連続で江下英昭騎手（15戦1勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、リードを2馬身以上保って、で集団を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は力尽きて9着に敗れた。

12月26日、中3週で迎えた42戦目は、アラ系一般B1（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は9戦連続で江下英昭騎手（16戦1勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。端を取り切り、後続を5馬身以上離して、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が衰えて7着に終わった。