サクラトウコウ（1981年生、母サクラセダン）

サクラトウコウ（1981年3月11日）は、日本の競走馬、種牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のマルゼンスキー（当時7歳）と交配したサクラセダンが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）谷岡牧場。戦績は、中央平地12戦4勝2着4回。1986年の七夕賞(ハンデG3)に勝利した他、1986年の吾妻小富士賞(オープン)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

1歳（1983年）

8月6日、6頭立ての2番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったワッカオーから1馬身半差の2着に敗れた。

8月27日、7頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のアドバンスボーイに約12馬身の大差をつけて1着ゴールを果たした。

9月25日、12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のリキサンパワーに2馬身の差をつけて勝利を決めた。

11月6日、12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に終わった。

2歳（1984年）

3月25日、12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、勝ったビゼンニシキから3/4馬身差の2着に敗北した。

10月21日、18頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。8着に敗れた。

11月11日、18頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。9着に敗れた。

12月2日、17頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。7着に敗れた。

12月22日、15頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のウメノフーリンに1馬身の差をつけて勝利を手にした。

3歳（1985年）

1月7日、14頭立ての圧倒的1番人気に推されて11番ゲートからスタート。最後は、勝ったウメノフーリンから1馬身1/4差の2着に敗北した。

5歳（1986年）

6月21日、吾妻小富士賞（福島芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は東信二騎手。7頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では逸出した伸び脚で驀進したが、勝ったダイヤモンドラーンにねじ伏せられて1馬身1/4差の2着となった。

7月6日、ハンデG3の七夕賞（福島芝2000m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で東信二騎手。13頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では目の覚めるような末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のダイヤモンドラーンに1馬身1/4の差をつけてトップでゴールへと飛び込んだ。